10.2.3. ブートローダーの設定
RHEL は、AMD64 および Intel 64、IBM Power Systems、ARM のブートローダーとして、GRand Unified Bootloader バージョン 2 (GRUB2) を使用します。64 ビットの IBM Z では、zipl ブートローダーが使用されます。
ブートローダーは、システムの起動時に最初に実行されるプログラムであり、オペレーティングシステムの読み込みと制御の引き渡しを担当します。GRUB2 は、互換性のあるすべてのオペレーティングシステム (Microsoft Windows を含む) を起動できます。また、チェーンローディングを使用して、サポートされていないオペレーティングシステム用の他のブートローダーに制御を渡すこともできます。
GRUB2 をインストールすると、既存のブートローダーを上書きできます。
オペレーティングシステムがすでにインストールされていると、Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムはそのブートローダーを自動的に検出して、別のオペレーティングシステムを起動するように設定します。そのブートローダーが正しく検出されない場合は、インストールの完了後に、追加のオペレーティングシステムを手動で設定できます。
複数のディスクを持つシステムに Red Hat Enterprise Linux をインストールする場合、ブートローダーをインストールするディスクを手動で指定することを推奨します。
手順
Installation Destination ウィンドウで、Full disk summary and bootloader リンクをクリックします。Selected Disks ダイアログボックスが開きます。
ブートローダーは、選択したデバイスまたは UEFI システムにインストールされます。EFI システムパーティション がターゲットデバイス上に作成され、ブートローダーファイルを保存するために使用されます。
- 起動デバイスを変更するには、リストからデバイスを選択して をクリックします。起動デバイスとして設定できるデバイスは 1 つだけです。
新しいブートローダーのインストールを無効にする場合は、現在ブート用にマークされているデバイスを選択し、 をクリックします。これにより、どのデバイスにも GRUB2 がインストールされなくなります。
警告ブートローダーをインストールしないことを選択した場合、システムを直接起動できなくなるため、別の起動方法 (スタンドアロンの市販ブートローダーアプリケーションなど) を使用する必要があります。このオプションは、システムを起動する別の方法がある場合にのみ使用してください。
ブートローダー用に特別なパーティションが必要になる場合があります。これは、システムが BIOS ファームウェアを使用しているか UEFI ファームウェアを使用しているかによって異なります。また、ブートドライブが GUID パーティションテーブル (GPT) のラベルを使用しているか、マスターブートレコード (MBR、msdos とも呼ばれます) のラベルを使用しているかによっても異なります。自動パーティション作成を使用していると、インストールプログラムがパーティションを作成します。