10.5.7. マウントポイントのファイルシステムのカスタマイズ
パーティションやボリュームをカスタマイズして特定の設定を適用することは可能ですが、/usr や /var をルートボリュームとは別にパーティション設定すると、ブートプロセスがより複雑になります。これらのディレクトリーには、重要なシステムコンポーネントが含まれているためです。
iSCSI ドライブや FCoE 接続先に /usr や /var が配置されている場合など、場合によっては、システムがシャットダウンまたは再起動中に起動に失敗するか、Device is busy というエラーでハングすることがあります。この制限は /usr または /var にのみ適用され、それらのサブディレクトリーには適用されません。たとえば、/var/www パーティションを独立したパーティションにしても、問題なく動作します。
手順
- 左側のペインから、マウントポイントを選択します。
右側のペインで、次のオプションをカスタマイズできます。
-
Mount Point フィールドに、ファイルシステムのマウントポイントを入力します。たとえば、ファイルシステムが root ファイルシステムの場合は
/を入力します。/bootファイルシステムの場合は/bootを入力します。swap ファイルシステムの場合は、ファイルシステムタイプをswapに設定すれば十分であるため、マウントポイントを設定しないでください。 - Desired Capacity フィールドにファイルシステムのサイズを入力します。単位には KiB や GiB が使用できます。単位を指定しない場合は、MiB がデフォルトになります。
Device Type ドロップダウンメニューから、必要なデバイスタイプ (
Standard Partition、LVM、またはLVM Thin Provisioning) を選択します。注記RAIDは、パーティションの作成に 2 つ以上のディスクが選択されている場合にのみ使用できます。RAIDを選択した場合は、RAID Levelも設定できます。同様に、LVMを選択した場合は、Volume Groupを選択できます。- パーティションまたはボリュームを暗号化するには、Encrypt チェックボックスを選択します。インストールプログラムで後ほどパスワードを設定する必要があります。
File system ドロップダウンメニューから、このパーティションまたはボリュームに適したファイルシステムタイプを選択します。
注記VFATファイルシステムは、Linux システムのパーティションではサポートされていません。たとえば、/、/var、/usrなどです。- 既存のパーティションをフォーマットするには、Reformat チェックボックスをオンにします。データを保持するには、Reformat チェックボックスをオフにします。新しく作成したパーティションとボリュームは再フォーマットする必要があり、チェックボックスをオフにすることはできません。
- Label フィールドにパーティションのラベルを入力します。個々のパーティションを簡単に識別して指定できるように、ラベルを使用してください。
-
Name フィールドに名前を入力します。標準パーティションは、作成時に自動的に名前が付けられます。標準パーティションの名前を編集することはできません。たとえば、
/bootの名前sda1を編集することはできません。
-
Mount Point フィールドに、ファイルシステムのマウントポイントを入力します。たとえば、ファイルシステムが root ファイルシステムの場合は
- をクリックして変更を適用し、必要に応じてカスタマイズする別のパーティションを選択します。変更は、Installation Summary ウィンドウで をクリックするまで適用されません。
- オプション: パーティションの変更を破棄するには、 をクリックします。
ファイルシステムとマウントポイントをすべて作成してカスタマイズしたら、 をクリックします。ファイルシステムの暗号化を選択すると、パスフレーズを作成するように求められます。
Summary of Changes ダイアログボックスが開き、インストールプログラムの全ストレージアクションの概要が表示されます。
- をクリックして変更を適用し、Installation Summary ウィンドウに戻ります。