第1章 システム要件とサポート対象のアーキテクチャー


Red Hat Enterprise Linux 10 は、少ない労力でワークロードをより迅速に提供するために必要なツールを備えており、ハイブリッドクラウド環境全体に、セキュアで安定した一貫性のある基盤を提供します。RHEL は、対応しているハイパーバイザー環境やクラウドプロバイダー環境にゲストとしてデプロイすることも、物理インフラストラクチャーにデプロイすることもできるため、アプリケーションは、主要なハードウェアアーキテクチャープラットフォームの革新的な機能を利用できます。

インストールする前に、システム、ハードウェア、セキュリティー、メモリー、およびストレージの設定に関するガイドラインを確認してください。

システムを仮想ホストとして使用する場合は、仮想化に必要なハードウェア要件 を確認してください。

RHEL は次のアーキテクチャーをサポートしています。

  • AMD アーキテクチャーおよび Intel 64 ビットアーキテクチャー
  • 64 ビット ARM アーキテクチャー
  • IBM Power Systems (リトルエンディアン)
  • 64 ビット IBM Z アーキテクチャー

1.1. インストール先として対応しているターゲット

インストールターゲットは、Red Hat Enterprise Linux を格納し、システムを起動するストレージデバイスです。Red Hat Enterprise Linux は、IBM Z、IBM Power、AMD64、Intel 64、および 64 ビット ARM システムで、次のインストールターゲットをサポートしています。

  • DASD、SCSI、SATA、SAS などの標準的な内部インターフェイスで接続されたストレージ
  • Intel64、AMD64、および arm64 アーキテクチャー上の BIOS/ファームウェア RAID デバイス
  • ファイバーチャネルのホストバスアダプターおよびマルチパスのデバイス。製造元が提供しているドライバーが必要な場合があります。
  • Xen 仮想マシンの Intel のプロセッサーの Xen ブロックデバイス
  • KVM 仮想マシンの Intel のプロセッサーの VirtIO ブロックデバイス

Red Hat では、USB ドライブや SD メモリーカードへのインストールはサポートしていません。サードパーティーによる仮想化技術のサポートは、Red Hat Hardware Compatibility List を参照してください。

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