17.5.4. 対応ファイルシステム


手動パーティション設定を行うと、Red Hat Enterprise Linux で利用可能なさまざまなファイルシステムとパーティションタイプを利用して、パフォーマンスを最適化し、互換性を確保し、ディスク領域を効率的に管理できます。

xfs
XFS ファイルシステムは、Red Hat Enterprise Linux のデフォルトのファイルシステムです。これは、拡張性が高く、高性能なファイルシステムです。最大 16 エクサバイトのファイルシステムと、最大 8 エクサバイトのファイルをサポートしています。また、数千万件のエントリーを含むディレクトリー構造もサポートしています。XFS は、クラッシュからの復旧を高速化するためのメタデータジャーナリングをサポートしています。XFS は、クラッシュからの復旧を高速化するためのメタデータジャーナリングもサポートしています。1 つの XFS ファイルシステムでサポートされる最大サイズは 1 PB です。XFS を縮小して空き領域を確保することはできません。
ext4
ext4 ファイルシステムは、ext3 ファイルシステムをベースに改良を加えたものです。改良された機能には、より大きなファイルシステムおよびファイルのサポートが含まれます。また、これらの機能により、ディスク容量の割り当ての高速化および効率化、無制限のサブディレクトリー、ファイルシステムチェックの高速化、ジャーナリングの堅牢化が実現します。1 つの ext4 ファイルシステムで対応している最大サイズは 50 TB です。
ext3
ext3 ファイルシステムは ext2 ファイルシステムをベースとし、ジャーナリング機能という大きな利点を備えています。ジャーナリングファイルシステムは、予期しない停止後の復旧が迅速です。メタデータの整合性を確認するために、毎回 fsck を実行する必要はありません。
ext2
ext2 ファイルシステムは標準の Unix ファイルタイプに対応しています (通常のファイル、ディレクトリー、シンボリックリンクなど)。最大 255 文字までの長いファイル名を割り当てることができます。
swap
swap パーティションは、仮想メモリーに対応するために使用されます。つまり、システムが処理しているデータを格納する RAM が不足すると、そのデータが swap パーティションに書き込まれます。
vfat

VFAT ファイルシステムは Linux ファイルシステムです。FAT ファイルシステムにある Microsoft Windows の長いファイル名と互換性があります。

注記

VFAT ファイルシステムは、Linux システムのパーティションではサポートされていません。たとえば、//var/usr などです。

BIOS ブート
BIOS 互換モードで、BIOS システムおよび UEFI システムの GUID パーティションテーブル (GPT) を使用するデバイスから起動するのに必要な、非常に小さいパーティションです。
EFI システムパーティション
UEFI システムの GUID パーティションテーブル (GPT) でデバイスを起動する場合に必要な、小さいパーティションです。
PReP
この小さなブートパーティションは、ディスクの最初のパーティションにあります。PReP 起動パーティションには GRUB2 ブートローダーが含まれ、その他の IBM Power Systems サーバーが Red Hat Enterprise Linux を起動できるようにします。
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