25.8.2. レスキューモードでの SOS レポートの使用
sos report コマンドラインユーティリティーは、カーネルバージョン、読み込まれたモジュール、システムおよびサービス設定ファイルなど、設定データと診断データを収集します。出力は /var/tmp/ に tar アーカイブとして保存されます。これは、分析やエラーのトラブルシューティングに役立ち、レスキューモードで取得することができます。
前提条件
- レスキューモードでシステムを起動している。
-
インストール済みのシステムの
/ (root)パーティションを読み書きモードでマウントしている。 - この問題を Red Hat サポートに連絡し、ケース番号を受け取っている。
手順
root ディレクトリーを
/mnt/sysroot/ディレクトリーに変更します。sh-4.2# chroot /mnt/sysroot/sos reportコマンドを実行して、システム設定情報と診断情報を含むアーカイブを生成します。sh-4.2# sos reportsos reportにより、お客様の名前と Red Hat サポートから受け取ったケース番号を入力するように求められます。英数字のみを使用してください。# % & { } \ < > > * ? / $ ~ ' " : @ + ` | =文字やスペースを追加すると、レポートが使用できなくなる可能性があるためです。オプション: 生成されたアーカイブをネットワークを使用して新しい場所に転送する場合は、ネットワークインターフェイスを設定する必要があります。この場合、他の手順は必要ないため、動的 IP アドレス指定を使用します。ただし、静的アドレスを使用する場合は、次のコマンドを実行して、ネットワークインターフェイス (dev eth0 など) に IP アドレス (10.13.153.64/23 など) を割り当てます。
bash-4.2# ip addr add 10.13.153.64/23 dev eth0chroot 環境を終了します。
sh-4.2# exit生成されたアーカイブを新しい場所に保存し、その場所からアーカイブへのアクセスを容易にします。
sh-4.2# cp /mnt/sysroot/var/tmp/sos report new_locationネットワークを介したアーカイブの転送は、
scpユーティリティーを使用します。sh-4.2# scp /mnt/sysroot/var/tmp/sos report username@hostname:sos report