19.3. 認証ポリシー


オンラインアクセスとオフラインアクセスで利用可能な認証方法を制御するために、Identity Management (IdM) で認証ポリシーを設定します。これにより、セキュリティー要件を徹底し、多様な認証シナリオをサポートすることが可能になります。

オンライン接続を使用した認証
サービスがサーバー側で提供するオンライン認証方法をすべて使用します。IdM、AD、または Kerberos サービスの場合、デフォルトの認証方法は Kerberos です。
オンライン接続なしでの認証
ユーザーが利用できる認証方法を使用します。local_auth_policy オプションを使用して認証方法を調整できます。

使用可能なオンラインおよびオフライン認証方法を設定するには、/etc/sssd/sssd.conf ファイルの local_auth_policy オプションを使用します。デフォルトでは、サービスのサーバー側でサポートされている方法のみを使用して認証が実行されます。次の値を使用してポリシーを調整できます。

  • match 値は、オフラインとオンラインの状態のマッチングを有効にします。たとえば、IdM サーバーがオンラインパスキー認証をサポートしている場合に match を使用すると、パスキー方式のオフライン認証とオンライン認証が有効になります。
  • only 値は、オフラインの方法のみを提供し、オンラインの方法は無視します。
  • enable および disable 値は、オフライン認証の方法を明示的に定義します。たとえば、enable:passkey は、オフライン認証のパスキーのみを有効にします。

次の設定例では、ローカルユーザーがスマートカード認証を使用してローカルで認証できるようにします。

[domain/shadowutils]
id_provider = proxy
proxy_lib_name = files
auth_provider = none
local_auth_policy = only

local_auth_policy オプションは、パスキー認証方法とスマートカード認証方法に適用されます。

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