14.8. ユーザーの個別認証インジケーターチケットポリシーの設定
管理者は、ユーザーに、認証インジケーター別に異なる Kerberos チケットポリシーを定義できます。たとえば、チケットが OTP 認証で取得された場合はチケットの更新を IdM の admin ユーザーに 2 日間許可し、スマートカード認証で取得された場合は 1 週間許可するポリシーを設定できます。
これらの認証インジケーター設定は、ユーザー のデフォルトのチケットポリシー、グローバル デフォルトチケットポリシー、および グローバル 認証インジケーターチケットポリシーをオーバーライドします。
ipa krbtpolicy-mod username コマンドを使用して、それぞれに割り当てられた 認証インジケーター に合わせて、ユーザー Kerberos チケットのカスタム最大有効期間および最大更新可能期間を設定します。
手順
たとえば、ワンタイムパスワード認証でチケットを取得した場合に IdM
adminユーザーが 2 日間 Kerberos チケットを更新できるようにするには、--otp-maxrenewオプションを設定します。[root@server ~]# ipa krbtpolicy-mod admin --otp-maxrenew=$((2*24*60*60)) OTP max renew: 172800オプション: ユーザーのチケットポリシーをリセットするには、以下を実行します。
[root@server ~]# ipa krbtpolicy-reset username
検証
ユーザーに適用される有効な Kerberos チケットポリシーを表示します。
[root@server ~]# ipa krbtpolicy-show admin Max life: 28800 Max renew: 86640