9.3. カーネルライブパッチへのアクセス


Red Hat は、カーネルのライブパッチを RPM パッケージ内のカーネルモジュール (kmod) として提供しています。Standard サブスクリプションでは、通常のチャネルを通じて最新のパッチにアクセスできます。延長サポートがない場合、現在のマイナーリリースに対する新しいパッチは、次のマイナーリリースが利用可能になった時点で提供が停止されます。

たとえば、Standard サブスクリプションの場合、Red Hat が RHEL 10.3 カーネルをリリースするまで、RHEL 10.2 カーネルにライブパッチを適用できます。そのリリース以降、Red Hat は RHEL 10.2 向けのライブパッチの提供を終了します。

カーネルのライブパッチのコンポーネントは、以下のようになります。

カーネルパッチモジュール

  • カーネルライブパッチの配信メカニズム
  • パッチが適用されるカーネル専用に構築されたカーネルモジュール。
  • パッチモジュールには、カーネルに必要な修正のコードが含まれます。
  • パッチモジュールは、livepatch カーネルサブシステムに登録され、置換する元の関数と置換関数へのポインターを指定します。カーネルパッチモジュールは RPM として提供されます。
  • 命名規則は、kpatch_<kernel version>_<kpatch version>_<kpatch release> です。名前の "kernel version" 部分の ドット は、アンダースコア に置き換えます。
kpatch ユーティリティー
パッチモジュールを管理するためのコマンドラインユーティリティー。
kpatch サービス
multiuser.target に必要な systemd サービス。このターゲットは、システムの起動時にカーネルパッチをロードします。
kpatch-dnf パッケージ
RPM パッケージ形式で配信される DNF プラグイン。このプラグインは、カーネルライブパッチへの自動サブスクリプションを管理します。
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

Red Hat ドキュメントについて

Legal Notice

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る