20.3. IBM Z ハードウェアにおけるファームウェア支援ダンプの仕組み


IBM Z システムでマシンの状態を取得するには、sadumpVMDUMP などのファームウェア支援ダンプメカニズムを使用します。これらのツールはブート初期段階で動作するため、kdump サービスが起動する前に発生するシステム障害を分析できます。

IBM Z システムは、以下のファームウェア支援ダンプメカニズムをサポートしています。

  • Stand-alone dump (sadump)
  • VMDUMP

IBM Z システムでは、kdump インフラストラクチャーがサポートおよび使用されています。ただし、IBM Z のいずれかのファームウェア支援ダンプ (fadump) 方式を使用すると、次のような利点があります。

  • システムコンソールは sadump メカニズムを開始および制御し、それを IPL ブート可能なデバイスに保存します。
  • VMDUMP メカニズムは sadump に似ています。このツールもシステムコンソールから起動されますが、ハードウェアから生成されたダンプを取得し、分析のためにシステムにコピーします。
  • これらの方法では (他のハードウェアベースのダンプメカニズムと同様に)、kdump サービスが起動する前のブート初期段階におけるマシンの状態を取得できます。
  • VMDUMP には、ダンプファイルを Red Hat Enterprise Linux システムに受信するメカニズムが含まれていますが、VMDUMP の設定と制御は IBM Z ハードウェアコンソールから管理されます。
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