13.5.4. CXL メモリーデバイスのホットプラグ
Red Hat Enterprise Linux では、システムメモリーを動的に拡張するために、Compute Express Link (CXL) モジュールや Dual Inline Memory Module (DIMM) などのメモリーデバイスをホットプラグできます。
前提条件
- Red Hat Enterprise Linux 8 以降が実行されている。
- システムの root 特権がある。
- BIOS や UEFI などのシステムファームウェア、および CXL スイッチやバックプレーンなどのハードウェアコンポーネントが、メモリーのホットプラグイベントをサポートしている。
手順
ハードウェアベンダーの指示に従って、対応するメモリーデバイスを適切なスロットに挿入します。
ホットプラグイベントは、メモリーモジュールをスロットに物理的に取り付けることによって発生する場合もあれば、CXL 共有メモリープールからメモリーを動的に割り当てるなど、論理的な割り当てによって発生する場合もあります。
メモリーブロックのオンライン状態をリスト表示し、新しく追加されたメモリーが自動的にオンライン化されたかどうかを確認します。
# lsmemRANGE SIZE STATE REMOVABLE BLOCK 0x0000000000000000-0x000000007fffffff 2G online yes 0-1 0x0000000100000000-0x000000087fffffff 30G online yes 4-33 0x0000000880000000-0x00000008ffffffff 2G offline 34-41 Memory block size: 256M Total online memory: 32G Total offline memory: 2G注記メモリーがオフラインのままの場合は、メモリーの自動オンライン化機能が無効になっていないか確認してください。詳細は、メモリーの自動オンライン化の無効化 を参照してください。操作が自動的に完了しなかった場合は、メモリーブロックを手動でオンライン化する必要があります。
検証
システムメモリーと NUMA トポロジーをチェックして、新しいメモリーが完全に統合されていることを確認します。
# free -h # numactl -H
問題が発生した場合は、ハードウェアのドキュメントを確認し、すべての前提条件が満たされていることを確認してください。
トラブルシューティング
オプション: 関連するログを確認して、エラーや警告がないか確認します。
# journalctl -k | grep -i memory # dmesg | tail