29.3. 名前空間の概要


名前空間は、ソフトウェアオブジェクトを整理および識別するための個別の空間を作成するものです。これにより、オブジェクトが相互に影響を及ぼすことがなくなります。その結果、各ソフトウェアオブジェクトは同じシステムを共有しているにもかかわらず、マウントポイント、ネットワークデバイス、ホスト名など、独自のリソースセットを持つことになります。

名前空間を使用する最も一般的なテクノロジーの 1 つとしてコンテナーが挙げられます。

特定のグローバルリソースへの変更は、その名前空間のプロセスにのみ表示され、残りのシステムまたは他の名前空間には影響しません。

プロセスがどの名前空間に所属するかを確認するには、/proc/<PID>/ns/ ディレクトリーのシンボリックリンクを確認します。

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表29.1 分離するサポート対象の名前空間およびリソース
名前空間分離

Mount

マウントポイント

UTS

ホスト名および NIS ドメイン名

IPC

SysV IPC、POSIX メッセージキュー

PID

プロセス ID

ネットワーク

ネットワークデバイス、スタック、ポートなど

User

ユーザーおよびグループ ID

Control groups

コントロールグループの root ディレクトリー

詳細は、システム上の namespaces(7) および cgroup_namespaces(7) man ページを参照してください。

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