1.2. RHEL カーネルのバージョン番号を理解する


システムが報告するカーネルバージョン文字列は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) カーネルパッケージを識別します。それは、そのカーネルに含まれるすべてのコードを記述しているわけではありません。

RHEL では、uname -r コマンドの出力と kernel RPM パッケージのバージョンは同じ命名パターンを使用します。たとえば、6.12.0-124.15.1.el10_1.x86_64 のようになります。文字列は以下の部分で構成されます。

  • 6.12 などのアップストリームの Linux ベースバージョン。
  • Red Hat パッチの数 (例: -124)。
  • オプションの追加パッチレベル (例: .15.1)。
  • RHEL リリースタグ (例: .el10_1)。
  • システムアーキテクチャー (例: x86_64)。

RHEL リリースタグは、パッケージを作成した RHEL のメジャーまたはマイナーストリームを識別します。これは、カーネル内のすべてのドライバーやサブシステムが、そのアップストリームのベースバージョンと一致することを意味するものではありません。

1.2.1. バージョン文字列が意味しないこと

カーネルバージョン文字列に含まれるアップストリームベース番号は、カーネルソースにおけるすべての変更点をリスト表示するものではありません。

Red Hat は、アップストリームベース番号について、そのカーネルが該当タグの未修正のアップストリームカーネルと同じように動作することを約束するものとして扱いません。

RHEL のメジャーリリース期間中、Red Hat はより新しいアップストリームの Linux カーネルから修正や機能拡張を同じメジャーカーネルストリームにバックポートします。その結果、以下のような状況が発生する可能性があります。

  • 個々のドライバーやコアサブシステムには、文字列内のベースバージョンよりも新しいアップストリームカーネルのコードが含まれる場合があります。
  • RHEL のメジャーリリースが成熟するにつれて、バージョン文字列とアップストリームのメインラインとの違いは大きくなります。
  • バージョン文字列だけでは、特定のアップストリーム機能、API、またはドライバーの動作が存在するかどうかを判断することはできません。

このモデルは、RHEL 8、RHEL 9、RHEL 10 を含む、サポートされているすべての RHEL メジャーバージョンに適用されます。

Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

Red Hat ドキュメントについて

Legal Notice

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る