6.5. LDAP から IdM への移行のカスタマイズ


ipa migrate-ds コマンドを使用して、LDAP サーバーから Identity Management (IdM) に認証サービスと認可サービスを移行できます。一番単純な例では移行するディレクトリーの LDAP URL を取得し、共通デフォルト設定をもとにデータをエクスポートします。

別の ipa migrate-ds コマンドオプションを使用すると、移行プロセスをカスタマイズし、データの識別およびエクスポート方法をカスタマイズできます。LDAP ディレクトリーツリーに一意の構造がある場合、またはエントリー内の特定のエントリーまたは属性を除外する必要がある場合は、移行をカスタマイズします。

6.5.1. LDAP から IdM への移行時にバインド DN およびベース DN をカスタマイズする例

LDAP から Identity Management (IdM) に移行する際、ipa migrate-ds オプションを使用すると、バインド DN とベース DN の設定を、移行元の LDAP ディレクトリー構造に合わせてカスタマイズすることができます。

LDAP から IdM への移行には、ipa migrate-ds コマンドを使用します。一番単純な例では移行するディレクトリーの LDAP URL を取得し、共通デフォルト設定をもとにデータをエクスポートします。以下に、デフォルト設定を変更する例を示します。

# ipa migrate-ds ldap://ldap.example.com:389
バインド DN のカスタマイズ

デフォルトでは、DN "cn=Directory Manager" は、リモート LDAP ディレクトリーにバインドするために使用されます。--bind-dn オプションを使用して、カスタムバインド DN を指定します。

# ipa migrate-ds ldap://ldap.example.com:389 --bind-dn=cn=Manager,dc=example,dc=com
命名コンテキストのカスタマイズ

LDAP サーバーの命名コンテキストが IdM で使用されているものと異なる場合は、オブジェクトのベース DN が変換されます。たとえば、uid=user,ou=people,dc=ldap,dc=example,dc=com は、uid=user,ou=people,dc=idm,dc=example,dc=com に移行されます。--base-dn オプションを使用して、コンテナーサブツリーのターゲットを変更し、移行にリモート LDAP サーバーで使用するベース DN を設定できます。

# ipa migrate-ds --base-dn="ou=people,dc=example,dc=com" ldap://ldap.example.com:389
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