9.3. UDP トラフィックが多いサーバーでの Generic Receive Offload 機能の無効化


高速 UDP 一括転送を使用するアプリケーションは、UDP ソケット上で UDP Generic Receive Offload (GRO) を有効にして使用することでメリットが得られます。ただし、GRO を無効にするとスループットを向上させることができます。

次の条件に該当する場合は、GRO を無効にしてください。

  • アプリケーションが GRO をサポートしていないため、機能を追加できない。
  • TCP のスループットが重要ではない。

    警告

    GRO を無効にすると、TCP トラフィックの受信スループットが大幅に低下します。したがって、TCP パフォーマンスが関係するホストでは GRO を無効にしないでください。

前提条件

  • ホストは主に UDP トラフィックを処理している。
  • アプリケーションは GRO を使用していない。
  • ホストは、VXLAN などの UDP トンネルプロトコルを使用していない。
  • ホストは仮想マシン (VM) やコンテナーを実行していない。

手順

  1. オプション: NetworkManager 接続プロファイルを表示します。

    # nmcli connection show
    NAME     UUID                                  TYPE      DEVICE
    example  f2f33f29-bb5c-3a07-9069-be72eaec3ecf  ethernet  enp1s0
  2. 接続プロファイルで GRO サポートを無効にします。

    # nmcli connection modify example ethtool.feature-gro off
  3. 接続プロファイルを再度アクティベートします。

    # nmcli connection up example

検証

  1. GRO が無効になっていることを確認します。

    # ethtool -k enp1s0 | grep generic-receive-offload
    generic-receive-offload: off
  2. サーバー上のスループットを監視します。この設定がホスト上の他のアプリケーションにマイナスの影響を与える場合は、NetworkManager プロファイルで GRO を再度有効にします。
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