第1章 サポート対象のアップグレードパス
インプレースアップグレードでは、システム上の RHEL 9 オペレーティングシステムを RHEL 10 バージョンに置き換えます。
インプレースアップグレードは、RHEL 8 から RHEL 9、RHEL 9 から RHEL 10 など、RHEL のあるメジャーバージョンから次のバージョンへのみ実行できます。RHEL 8 から RHEL 10 など、複数のバージョンをまたいでシステムをアップグレードする場合は、対象のバージョンに達するまで、インプレースアップグレードを複数回実行する必要があります。詳細は、In-place upgrades over multiple RHEL major versions by using Leapp を参照してください。
現在、次のアップグレード元の RHEL 9 マイナーバージョンから、次のアップグレード先の RHEL 10 マイナーバージョンへのインプレースアップグレードを実行できます。
システムの設定 | アップグレード元の OS バージョン | アップグレード先の OS バージョン |
---|---|---|
RHEL | RHEL 9.6 | RHEL 10.0 |
サポートされているアップグレードパスの詳細は、Red Hat Enterprise Linux のサポート対象のインプレースアップグレードパス および インプレースアップグレードのサポートポリシー を参照してください。