第13章 Ansible Playbook を使用した IdM でのロールベースアクセス制御の管理
Ansible を使用して、Identity Management (IdM) に RBAC ルールを定義します。これにより、特定の担当領域を持つ管理者の階層システムを作成します。
RBAC は、ロール、特権およびパーミッションで定義する、ポリシーに依存しないアクセス制御メカニズムです。
- パーミッション は、ユーザーの追加または削除、グループの変更、読み取りアクセスの有効化など、特定のタスクを実行する権限を付与します。
- 特権 は、新しいユーザーの追加に必要なすべてのパーミッションなど、パーミッションを組み合わせたものです。
- ロール は、ユーザー、ユーザーグループ、ホスト、またはホストグループに特権のセットを付与します。
13.1. IdM のパーミッション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ロールベースアクセス制御 (RBAC) の最小単位として、IdM パーミッションによって LDAP エントリーに対する特定の操作がどのように定義されるかを説明します。パーミッションは、構成要素に相当するものであり、必要な数の特権に割り当てることができます。
1 つ以上の 権限 を使用して、許容される操作を定義します。
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write -
read -
search -
compare -
add -
delete -
all
上記の操作は、3 つの基本的な ターゲット に適用されます。
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subtree: ドメイン名 (DN) (この DN のサブツリー) -
target filter: LDAP フィルター -
target: DN。ワイルドカードでエントリーを指定可能。
また、以下の便利なオプションは、対応する属性を設定します。
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type: オブジェクトのタイプ (ユーザー、グループなど) (subtreeおよびtarget filterを設定します)。 memberof: グループのメンバー。target filterを設定します。注記ターゲットの LDAP エントリーにグループメンバーシップへの参照が含まれていない場合、
memberof属性パーミッションの設定は適用されません。-
targetgroup: 特定のグループを変更する権限 (グループメンバーシップの管理権限の付与など) を付与します (targetを設定します)。
IdM パーミッションを使用すると、どのユーザーがどのオブジェクトにアクセスできるか、さらにこのようなオブジェクトの属性にアクセスできるかどうかを制御できます。IdM を使用すると、個々の属性を許可または拒否したり、特定の IdM 機能 (ユーザー、グループ、sudo など) の全体的な表示設定を変更し、すべての匿名ユーザー、すべての認証済みユーザー、または特定の特権ユーザーグループに対して表示したりできます。
たとえば、このアプローチではパーミッション指定に柔軟性があるので、アクセスが必要な特定のセクションのみにユーザーまたはグループのアクセスを制限し、他のセクションをこれらのユーザーまたはグループには完全に表示されないように設定する場合に、管理者にとって便利です。
パーミッションには他のパーミッションを含めることはできません。