第2章 RHEL bootc イメージのビルドとテスト


RHEL bootc イメージは、Podman、Containerfiles、OpenShift Container Platform など、アプリケーションコンテナーと同じツールと手法を使用してビルド、テスト、デプロイできます。単一のコンテナーネイティブワークフローに集約して、アプリケーションから基盤となるオペレーティングシステムまですべてを管理できます。

2.1. Containerfile から bootc ベースのイメージをビルドおよび設定する

Containerfile でシステム仕様を定義することで、Red Hat Enterprise Linux の bootc ベースのイメージを構築および設定できます。お客様固有のデプロイメント要件に合わせて、カスタマイズ可能で再現性があり、スケーラブルなコンテナーネイティブのオペレーティングシステムを生成できます。

一般的な Containerfile の構造は次のとおりです。

FROM registry.redhat.io/rhel10/rhel-bootc:latest

RUN dnf -y install [software] [dependencies] && dnf clean all

ADD [application]
ADD [configuration files]
RUN [config scripts]

rhel-10-bootc イメージのシステムへのインストール時には、Containerfile 内の以下のコマンドは無視されます。

  • ENTRYPOINT および CMD (OCI: Entrypoint/Cmd): 代わりに CMD /sbin/init を設定できます。
  • ENV (OCI: Env): systemd 設定を変更して、グローバルシステム環境を設定します。
  • EXPOSE (OCI: exposedPorts): 実行時にシステムのファイアウォールやネットワークがどのように機能するかとは無関係です。
  • USER (OCI: User): RHEL bootc 内の個々のサービスを、権限のないユーザーとして実行するように設定します。

rhel-10-bootc コンテナーイメージは OCI イメージ形式を再利用します。

  • rhel-10-bootc コンテナーイメージは、システムへのインストール時にはコンテナー設定セクション (Config) を無視します。
  • rhel-10-bootc コンテナーイメージは、podmandocker などのコンテナーランタイムを使用してこのイメージを実行するときには、コンテナー設定セクション (Config) を無視しません。
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