9.5. libvirt と bcvk を使用した永続的な仮想化の設定


libvirtbcvk を併用することで、実稼働環境に必要な安定性と制御性を実現できます。この設定により、再起動後もシステムの状態が維持され、きめ細かなリソース割り当てが可能になります。その結果、ターゲットハードウェアのパフォーマンスと制約が、ブート可能なイメージに確実に反映されます。

前提条件

  • ホストシステムに bcvk ユーティリティーがインストールされている。
  • libvirtd デーモンをインストール、有効化、および起動した。
  • libvirt ドメインを管理する権限を持っている。libvirt グループの一般的なメンバー設定。
  • registry.redhat.io コンテナーレジストリーへのアクセス権を持っている。

永続的な仮想化を設定するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. 以下のいずれかの方法を使用して、永続的な libvirt 仮想マシンを作成します。

    • デフォルト設定で基本的な仮想マシンを作成する場合:

      libvirt run コマンドにより、ネットワーク設定や SSH 設定を含む仮想マシンのプロビジョニングを自動化します。

      $ bcvk libvirt run registry.redhat.io/rhel10/rhel-bootc:latest
    • 特定のリソース制約を持つカスタマイズされた仮想マシンを作成する場合:

      フラグを使用して、名前、メモリー (MB 単位)、CPU 数、およびディスクサイズ (GB 単位) を定義します。

      $ bcvk libvirt run --name dev-vm --memory 4096 --cpus 4 --filesystem btrfs --disk-size 50G registry.redhat.io/rhel10/rhel-bootc:latest
  2. 仮想マシンのプロビジョニングが完了したら、bcvk libvirt サブコマンドを使用してその状態を管理します。

    Expand
    タスクコマンド

    仮想マシンのリスト表示

    bcvk libvirt list

    仮想マシンの起動

    bcvk libvirt start <vm_name>

    仮想マシンの停止

    bcvk libvirt stop <vm_name>

    仮想マシンの削除

    bcvk libvirt rm -f <vm_name>

    SSH でアクセス

    bcvk libvirt ssh <vm_name>

    重要

    bcvk ユーティリティーは、systemd の認証情報を使用して SSH 鍵を注入することにより、セキュアなアクセスを処理します。プロビジョニングプロセス中に生成される秘密鍵は、特定の仮想マシンに固有のものであり、ドメインメタデータ内にセキュアに保存されます。実稼働環境や長期開発の場合、bcvklibvirt と直接統合されます。

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