4.4. bootc-image-builder を使用して QEMU ディスクイメージを作成する


KVM ハイパーバイザーで起動可能な、事前設定済みの RHEL イメージを準備するには、RHEL bootc イメージを QEMU(QCOW2) イメージに組み込むことができます。その後、仮想マシン上で QCOW2 イメージを実行できます。

前提条件

  • ホストマシンに Podman がインストールされている。
  • bootc-image-builder ツールを実行したり、コンテナーを --privileged モードで実行したりするには、root 権限が必要です。
  • システムの root コンテナーレジストリーで、ベース bootc コンテナーイメージが使用できる。

手順

  1. オプション:QCOW2 イメージのユーザー設定を準備するために、config.toml ファイルを作成します。

    RHEL ベースイメージにはデフォルトのユーザーは含まれません。ユーザー設定を追加するには、ファイルに以下のような内容を入力します。

    [[customizations.user]]
    name = "user"
    password = "pass"
    key = "ssh-rsa AAA ... user@email.com"
    groups = ["wheel"]

    後で、このファイルを使用して、bootc-image-builder コンテナーを実行する際にユーザー設定を挿入できます。

    または、cloud-init を使用してベースイメージを設定し、初回起動時にユーザーと SSH キーを挿入することもできます。ユーザーとグループの設定 - cloud-init を使用したユーザーと SSH 鍵の注入 を参照してください。

  2. コンテナーを実行する前に、出力 ディレクトリーを初期化する必要があります。ディレクトリーがすでに存在する場合にコマンドが失敗しないようにするには、-p 引数を使用します。

    $ mkdir -p ./output
  3. 必要なイメージがシステムストレージにプルされていることを確認してください。

    $ quay.io/<namespace>/<image>:<tag>

    ローカルイメージは、以下のいずれかになります。

    • Containerfile を使用して構築したイメージ
    • ログインが必要な、アクセス制限付きのプライベートレジストリーから取得したイメージ
    • .tar ファイルから読み込んだイメージ
  4. bootc-image-builder コンテナーを実行します。必要に応じて、ユーザーアクセス設定を使用する場合は、config.toml を引数として渡します。以下に例を示します。

    $ sudo podman run \
        --rm \
        -it \
        --privileged \
        --pull=newer \
        --security-opt label=type:unconfined_t \
        -v /var/lib/containers/storage:/var/lib/containers/storage:Z \
        -v ./config.toml:/config.toml:Z \
        -v ./output:/output:Z \
        registry.redhat.io/rhel10/bootc-image-builder:latest \
        --type qcow2 \
        --config /config.toml \
        localhost/<local-image>:latest

検証

  • 指定された出力フォルダーに .qcow2 イメージファイルが作成されていることを確認してください。

次のステップ

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