9.4. 一時的な仮想マシンの管理


bcvk ephemeral run コマンドを使用すると、迅速なイテレーションやテストのために、一時的な仮想マシン (VM) を起動できます。これらの仮想マシンは、ユーザー空間仮想化を使用し、root 特権を必要としません。

前提条件

  • ホストシステムに bcvk ユーティリティーがインストールされている。
  • 正常に動作する仮想化スタック (QEMU、virtiofsd) を備えたホスト環境がある。
  • 現在のユーザー用に Podman がインストールおよび設定されている。
  • podman login コマンドを使用した registry.redhat.io への認証が完了している。

手順

  1. bootc コンテナーを一時的な仮想マシンとして実行します。

    $ bcvk ephemeral run -d --rm -K --name my-test-vm registry.redhat.io/rhel10/rhel-bootc:latest
    -d
    仮想マシンをデタッチモード (バックグラウンド) で実行します。
    --rm
    仮想マシンの停止後、仮想マシンを自動的に削除し、リソースをクリーンアップします。
    -K
    ホストの SSH 鍵を仮想マシンに自動的に注入し、即座にアクセスできるようにします。
    --name
    インスタンスにカスタム名 (my-test-vm) を割り当てます。
  2. オプション: run-ssh コマンドを使用して、1 つのステップで仮想マシンを起動してログインできます。

    $ bcvk ephemeral run-ssh registry.redhat.io/rhel10/rhel-bootc:latest

    このモードでは、仮想マシンがセッションベースのリソースとして扱われます。SSH シェルを終了すると、仮想マシンは自動的に終了します。

  3. 仮想マシン環境内で必要なタスクを実行します。
  4. セッションを終了します。

    $ exit
    注記

    終了時に、一時的な仮想マシン内のすべての変更が破棄され、リソースがホストによって回収されます。

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