第12章 RHEL bootc イメージの管理
RHEL bootc イメージをインストールしてデプロイした後、システムの変更や更新などの管理操作をコンテナーイメージに対して実行できます。システムは、デプロイメント後にロールバックが可能なインプレーストランザクション更新をサポートします。この種の管理は Day 2 管理ベースラインとも呼ばれ、コンテナーレジストリーから新しいオペレーティングシステムの更新をトランザクショナルに取得して、システムを起動します。同時に、障害発生時には手動または自動のロールバックをサポートします。
rhel-bootc イメージは、RPM パッケージなどの基礎となる入力が更新されるたびに再ビルドされます。これらの再ビルドは少なくとも毎月実行されますが、重要な更新がリリースされた場合はより頻繁に実行されます。ユーザーは、更新イメージをプッシュするタイミングを完全に制御できます。新しく公開されたベースイメージでは、カスタムイメージの自動再ビルドまたは再デプロイメントはトリガーされません。更新の頻度を設定し、必要な場合にのみ変更をプッシュします。
12.1. コンテナーイメージ参照の切り替え リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
bootc switch コマンドを使用して、アップグレードに使用するコンテナーイメージ参照を変更できます。たとえば、ステージタグから実稼働タグに切り替えることができます。既存の ostree-based コンテナーイメージ参照を手動で切り替えるには、bootc switch コマンドを使用します。
前提条件
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bootcを使用して起動したシステム。
手順
以下のコマンドを実行します。
$ sudo bootc switch [--apply] quay.io/<namespace>/<image>:<tag>システム変更時に再起動などのアクションを自動的に実行する場合は、必要に応じて
--applyオプションを使用できます。注記bootc switchコマンドはbootc upgradeと同じ効果があります。唯一の違いは、コンテナーイメージ参照が変更されることです。これにより、ホスト SSH キーやホームディレクトリーなど、/etcおよび/var内の既存の状態を保持できます。