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第46章 kdump クラッシュリカバリーサービス

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kdump は高度なクラッシュダンプメカニズムです。有効にすると、システムは別のカーネルのコンテキストから起動します。この 2 番目のカーネルは少量のメモリーを予約し、その唯一の目的は、システムがクラッシュした場合にコアダンプイメージを取得することです。コアダンプを分析する機能は、システム障害の正確な原因を特定するのに役立ちます。そのため、この機能を有効にすることが強く推奨されます。
本章では、Red Hat Enterprise Linux で kdump サービスの設定、テスト、および使用方法を説明します。また、crash デバッグユーティリティーを使用して、作成されるコアダンプを分析する方法の概要を説明します。

46.1. kdump サービスのインストール

システムで kdump サービスを使用するには、kexec-tools パッケージがインストールされていることを確認します。これを行うには、root で次のコマンドを実行します。
~]# yum install kexec-tools
Red Hat Enterprise Linux に新しいパッケージをインストールする方法の詳細は、パートII「パッケージ管理」 を参照してください。
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