第6章 ネットワーク
バインド に新しいルートゾーン KSK が含まれるようになりました
2017 年 10 月の DNS Security Extensions (DNSSEC)キー署名キー(KSK)のロールオーバーにより、更新されたルートサーバーとトラストアンカーを含む新しいキータグが bind パッケージに追加されました。最新の KSK を配置することは、ロールオーバー後に引き続き DNS リゾルバーが正しく機能することを確認するために不可欠です。(BZ#1452639)
iptables-services パッケージが /etc/sysctl.d
に対応するようになりました。
今回の更新で、
iptables
サービスまたは ip6tables
サービスの init スクリプトは、/etc/sysctl.d
ディレクトリー内の設定ファイルと /etc/sysctl.conf
ファイル自体を認識するようになりました。その結果、iptables
サービスの再起動時に、/etc/sysctl.d/
に保存されているユーザー提供の sysctl 設定が正しく考慮されるようになりました。(BZ#1459673)