4.3.2.6. VMware ESX / ESX(i) 仮想マシンの変換
重要
VMware ESX / ESX(i) から Windows 仮想マシンを変換する場合には、仮想マシンに VMware Tools がインストールされていないことを確認してください。VMware Tools は、変換プロセスの前に必ずアンインストールしておく必要があります。VMware Tools がインストールされている状態で仮想マシンが変換されると、そのマシンは正しく機能しなくなります。
v2v プロセスを実行する前に、仮想マシンが停止していることを確認します。
仮想マシンを変換するには、以下のコマンドを実行します。
virt-v2v -ic esx://esx.example.com/ -o rhev -os storage.example.com:/exportdomain --network rhevm guest_name
storage.example.com:/exportdomain の箇所には、エクスポートストレージドメインを、rhevm の箇所には、変換された仮想マシンのネットワーク接続先となる、ローカルで管理されるネットワークを指定し、guest_name は、仮想マシンの名前に置き換えます。
また、仮想マシンにネットワークインターフェースが 1 つしかない場合には、
--bridge パラメーターを使用して、ローカルで管理されているネットワークに接続することもできます。仮想マシンに複数のネットワークインターフェースがある場合は、/etc/virt-v2v.conf を編集して全インターフェースのネットワークマッピングを指定します。
ESX / ESX(i) サーバーに対する認証
ESX / ESX(i) サーバーに接続するには、認証が必要となります。virt-v2v は、ESX / ESX(i) に接続する際のパスワード認証をサポートしています。パスワードは、$HOME/.netrc から読み込まれます。このファイルの形式については、netrc(5) に記載されています。以下はエントリーの例です。
machine esx.example.com login root password s3cr3t
注記
.netrc ファイルは、パーミッションマスクを 0600 に設定して、virt-v2v が正しく読み取るようにする必要があります。
無効な証明書を使用する ESX / ESX(i) サーバーへの接続
非実稼働環境では、ESX / ESX(i) サーバーに無効な証明書を使用している可能性があります (例: 自己署名証明書)。このような場合には、以下に示した例のように、接続 URI に ?no_verify=1 を追加することにより、証明書の確認を明示的に無効にすることができます。
... -ic esx://esx.example.com/?no_verify=1 ...