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4.2. Web コンソールでネットワークブリッジの設定

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ネットワークブリッジは、同じ範囲の IP アドレスを持つ 1 つのサブネットに、複数のインタフェースを接続するのに使用します。

4.2.1. Web コンソールでブリッジの追加

本セクションは、Web コンソールを使用して、複数のネットワークインターフェイスにソフトウェアブリッジを作成する方法を説明します。

手順
  1. RHEL Web コンソールにログインします。

    詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。

  2. ネットワーキング を開きます。
  3. ブリッジの追加 ボタンをクリックします。

    cockpit add bridge

  4. ブリッジ設定 ダイアログボックスで、新しいブリッジの名前を入力します。
  5. ポート フィールドで、1 つのサブネットに設定するインターフェイスを選択します。
  6. 必要に応じて、スパニング ツリープロトコル (STP) を選択し、ブリッジループおよびブロードキャストの蓄積をしないようにします。

    強い希望がない場合は、事前定義された値をそのまま使用します。

    cockpit bridge add interfaces

  7. 作成 をクリックします。

ブリッジが正常に作成されると、Web コンソールの ネットワーキング セクションに新しいブリッジが表示されます。新たに作成されたブリッジの行で、送信受信 の値を確認します。

cockpit bridge interface

ブリッジを介して送受信されていない場合は、接続が正常に動作していないため、ネットワーク設定を調整する必要があります。

4.2.2. Web コンソールで静的 IP アドレスの設定

システムの IP アドレスは、DHCP サーバーによりプールから自動的に割り当てられるか、手動で割り当てることができます。手動で割り当てた IP アドレスは、DHCP サーバー設定の影響を受けません。

本セクションでは、RHEL Web コンソールを使用して、ネットワークブリッジの静的な IPv4 アドレスを設定する方法を説明します。

手順
  1. RHEL Web コンソールにログインします。

    詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。

  2. ネットワーキング セクションを開きます。
  3. 静的な IP アドレスを設定するインターフェイスをクリックします。

    cockpit network interfaces

  4. インターフェイスの詳細画面で、IPv4 設定をクリックします。

    cockpit ipv4

  5. IPv4 のセッティング ダイアログボックスの アドレス ドロップダウンリストで、手作業 を選択します。

    cockpit ipv4 settings

  6. 適用 をクリックします。
  7. アドレス フィールドに、IP アドレス、ネットマスク、およびゲートウェイを入力します。

    cockpit ipv4 settings addresses

  8. 適用 をクリックします。

この時点で、IP アドレスが設定され、インターフェイスでは静的な新しい IP アドレスが使用されます。

cockpit ipv4 settings static

4.2.3. Web コンソールでブリッジからインターフェイスを削除

ネットワークブリッジには複数のインターフェイスを追加できます。インターフェイスは、ブリッジから削除できます。削除した各インターフェイスは、自動的にスタンドアロンインターフェイスに変更します。

本セクションは、RHEL 7 システムで作成したソフトウェアブリッジからネットワークインターフェイスを削除する方法を説明します。

前提条件
  • システムで複数のインターフェイスを持つブリッジがある。
手順
  1. RHEL Web コンソールにログインします。

    詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。

  2. ネットワーキング を開きます。
  3. 設定するブリッジを選択します。

    cockpit network interfaces

  4. ブリッジ設定画面で、ポート (インターフェイス) の表をスクロールします。

    cockpit bridge remove interface

  5. インターフェイスを選択して、- アイコンをクリックします。

RHEL 7 Web コンソールでは、ブリッジからインターフェイスが削除され、スタンドアロンインターフェイスの ネットワーキング セクションに戻ると確認できます。

4.2.4. Web コンソールでブリッジの削除

RHEL Web コンソールで、ソフトウェアのネットワークブリッジを削除できます。ブリッジに含まれるすべてのネットワークインターフェイスが、自動的にスタンドアロンインターフェイスに変更されます。

前提条件
  • システムにブリッジがある。
手順
  1. RHEL Web コンソールにログインします。

    詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。

  2. ネットワーキング セクションを開きます。
  3. 設定するブリッジを選択します。

    cockpit network interfaces

  4. ブリッジ設定画面で、ポートの表をスクロールします。

    cockpit bridge remove interface

  5. 削除 をクリックします。

この段階では、ネットワーキング に戻り、ネットワークインターフェイスがすべて インターフェイス タブに表示されていることを確認します。ブリッジの一部になっていたインターフェイスが、非アクティブになっている場合があります。そのインターフェイスを手動でアクティブにし、ネットワークパラメーターを設定できます。

cockpit bridge delete settings

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