6.5. Web コンソールでシン論理ボリュームの設定


シンプロビジョニングの論理ボリュームを使用すると、実際に論理ボリュームに含まれている容量よりも、指定したアプリケーションやサーバーにより多くの領域を割り当てることができます。

詳細は シンプロビジョニングされた論理ボリューム (シンボリューム) を参照してください。

以下のセクションでは、次のことを説明します。

6.5.1. 前提条件

  • ボリュームグループを作成する物理ドライブ、またはその他の種類のストレージデバイス。

6.5.2. Web コンソールでシン論理ボリュームにプールを作成

次の手順は、シンプロビジョニングされたボリュームにプールを作成する方法を説明します。

前提条件
手順
  1. Web コンソールにログインします。
  2. ストレージ をクリックします。
  3. シンボリュームを作成するボリュームグループをクリックします。
  4. 新規論理ボリュームの作成 をクリックします。
  5. 名前 フィールドに、シンボリュームの新しいプールの名前 (スペースなし) を入力します。
  6. 目的 ドロップダウンメニューで、シンプロビジョニングされたボリューム用プール を選択します。この設定により、シンボリュームを作成できます。

    cockpit lv thin pool add

  7. シンボリュームのプールのサイズを定義します。以下を検討してください。

    • このプールで必要なシンボリュームの数
    • 各シンボリュームの予想サイズ

    領域をすべて使用する必要はありません。必要な場合は、後でプールを大きくできます。

    cockpit lv thin pool size

  8. 作成 をクリックします。

    シンボリューム用のプールが作成され、シンボリュームを作成できます。

6.5.3. Web コンソールで論理ボリュームの作成

以下は、プールにシン論理ボリュームを作成する方法を説明します。複数のシンボリュームを追加でき、各シンボリュームは、シンボリュームのプールと同じ大きさにできます。

重要

シンボリュームを使用する場合は、論理ボリュームの物理的な空き容量を定期的に確認する必要があります。

前提条件
手順
  1. Web コンソールにログインします。
  2. ストレージ をクリックします。
  3. シンボリュームを作成するボリュームグループをクリックします。
  4. 必要なプールをクリックします。
  5. シンボリュームの作成 をクリックします。

    cockpit lv pool tab

  6. シンボリュームの作成 ダイアログボックスで、シンボリュームの名前 (スペースなし) を入力します。
  7. シンボリュームのサイズを定義します。

    cockpit lv thin size

  8. 作成 をクリックします。

この段階で、シン論理ボリュームが作成されているため、それをフォーマットする必要があります。

6.5.4. Web コンソールで論理ボリュームのフォーマット

論理ボリュームは物理ドライブとして動作します。論理ボリュームを使用するには、ファイルシステムでフォーマットする必要があります。

警告

論理ボリュームをフォーマットすると、ボリュームのデータがすべて消去されます。

選択するファイルシステムにより、論理ボリュームに使用できる設定パラメーターが決まります。たとえば、XFS ファイルシステムの中には、ボリュームの縮小に対応しないものもあります。詳細は Web コンソールで論理ボリュームのサイズを変更 を参照してください。

次の手順では、論理ボリュームをフォーマットする手順を説明します。

前提条件
手順
  1. RHEL Web コンソールにログインします。
  2. ストレージ をクリックします。
  3. 論理ボリュームを置いたボリュームグループをクリックします。
  4. 論理ボリュームをクリックします。
  5. 認識されないデータ タブをクリックします。

    cockpit lv details

  6. フォーマット をクリックします。
  7. 削除 ドロップダウンメニューから、以下を選択します。

    • 既存のデータを上書きしない - RHEL Web コンソールは、ディスクヘッダーのみを書き換えます。このオプションの利点は、フォーマットの速度です。
    • 既存のデータをゼロで上書きする  - RHEL Web コンソールは、ディスク全体をゼロで書き直します。このプログラムはディスク全体を調べるため、このオプションを使用すると遅くなります。ディスクにデータが含まれていて、上書きする必要がある場合は、このオプションを使用します。
  8. Type ドロップダウンメニューで、ファイルシステムを選択します。

    • XFS ファイルシステムは大規模な論理ボリュームをサポートし、オンラインの物理ドライブを停止せずに、既存のファイルシステムの拡大および縮小を行うことができます。別のストレージの使用を希望しない場合は、このファイルシステムを選択したままにしてください。

      XFS は、XFS ファイルシステムでフォーマットしたボリュームサイズを縮小することには対応していません。

    • ext4 ファイルシステムは以下に対応します。

      • 論理ボリューム
      • オンラインの物理ドライブを停止せずに切り替え
      • ファイルシステムの拡張
      • ファイルシステムの縮小

    LUKS (Linux Unified Key Setup) 暗号を使用したバージョンも選択できます。パスフレーズを使用してボリュームの暗号化を行えます。

  9. 名前 フィールドに、論理ボリューム名を入力します。
  10. マウント ドロップダウンメニューで、カスタム を選択します。

    デフォルト オプションでは、システムを次回起動したときにファイルシステムがマウントされているとは限りません。

  11. マウントポイント フィールドに、マウントパスを追加します。
  12. 起動時にマウント を選択します。

    cockpit lv format

  13. フォーマット をクリックします。

    ボリュームのサイズや、選択するオプションによって、フォーマットに数分かかることがあります。

    フォーマットが正常に完了したら、ファイルシステム タブで、フォーマットされた論理ボリュームの詳細を表示できます。

    cockpit lv formatted

  14. 論理ボリュームを使用するには、マウント をクリックします。

この時点で、システムは、マウントされてフォーマットされた論理ボリュームを使用します。

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