5.4.5. ネットワーク
nft_compat モジュールによる iptables 拡張機能モジュールの自動読み込みがハングしなくなる
以前は、ネットワーク名前空間 (netns) が並行して操作中に nft_compat モジュールが拡張モジュールがロードされた場合、その拡張が初期化中に pernet サブシステムを登録すると、ロックの競合が発生する可能性がありました。これにより、modprobe コマンド と呼ばれるカーネルがハングします。これは、libvirtd などの他のサービスが、iptables コマンドも実行するその他のサービスが原因である可能性があります。この問題が修正されました。その結果、nft_compat モジュールによる iptables 拡張機能モジュールの読み込みでハングしなくなりました。
(BZ#1757933)
firewalld サービスは、サービスが停止すると ipsets を削除するようになりました。
以前は、firewalld サービスを停止すると、ipsets が削除されませんでした。今回の更新でこの問題が修正されています。これにより、firewalld が停止すると、ipset がシステムに残らなくなくなりました。
firewalld がシャットダウン後に ipset エントリーを保持しない
以前は、firewalld をシャットダウンすると、ipset エントリーが削除されませんでした。したがって、firewalld サービスを停止した後も、ipset エントリーはカーネル内でアクティブな状態のままになりました。今回の修正により、firewalld をシャットダウンすると、ipset エントリーが期待どおりに削除されるようになりました。
firewalld が、リロード後に ipset エントリーを復元するようになりました。
以前は、再読み込み後に firewalld がランタイム ipset エントリーを保持しませんでした。したがって、ユーザーは不足しているエントリーをもう一度手動で追加する必要がありました。今回の更新で、再読み込み後に ipset エントリーを復元するように firewalld が変更されました。
nftables サービスおよび firewalld サービスが相互に排他的に
以前は、nftables サービスと firewalld サービスを同時に有効にできました。これにより、nftables は firewalld ルールセットを上書きしていました。今回の更新で、nftables サービスおよび firewalld サービスは相互排他的になり、同時に有効にできなくなりました。