12.3. HTTP または HTTPS サーバー上でのインストールファイルの共有
キックスタートスクリプトファイルを HTTP または HTTPS サーバーに保存できます。キックスタートファイルを HTTP または HTTPS サーバーに保存すると、キックスタートファイル用の物理メディアを使用しなくても、単一のソースから複数のシステムをインストールできます。
前提条件
- ローカルネットワーク上の Red Hat Enterprise Linux 8 を使用するサーバーへの管理者レベルのアクセス権がある。
- インストールするシステムがサーバーに接続できる。
- サーバー上のファイアウォールがインストール先のシステムからの接続を許可している。
手順
キックスタートファイルを HTTP に保存するには、
httpdパッケージをインストールします。# yum install httpdHTTPS にキックスタートファイルを保存するには、
httpdパッケージおよびmod_sslパッケージをインストールします。# yum install httpd mod_ssl警告Apache Web サーバー設定で SSL セキュリティーが有効になっている場合は、TLSv1 プロトコルのみが有効で、SSLv2 と SSLv3 は無効になっていることを確認してください。POODLE SSL 脆弱性 (CVE-2014-3566) の影響を受けないようにするためです。詳細は、Red Hat ナレッジベースソリューション Resolution for POODLE SSLv3.0 vulnerability を参照してください。
重要自己署名証明書付きの HTTPS サーバーを使用する場合は、
inst.noverifysslオプションを指定してインストールプログラムを起動する必要があります。-
/var/www/html/ディレクトリーのサブディレクトリーに、HTTP(S) サーバーへのキックスタートファイルをコピーします。 httpd サービスを起動します。
# systemctl start httpd.serviceキックスタートファイルはアクセス可能になり、インストールとして使用できるようになりました。
キックスタートファイルの場所を指定する場合は、プロトコルに
http://またはhttps://を使用して、サーバーのホスト名または IP アドレス、キックスタートファイルのパス (HTTP サーバーの root への相対パス) を指定します。たとえば、HTTP を使用して、サーバーのホスト名がmyserver.example.comで、キックスタートファイルを/var/www/html/rhel8-install/my-ks.cfgにコピーした場合、指定するインストールソースはhttp://myserver.example.com/rhel8-install/my-ks.cfgとなります。