11.2.2. インベントリーでのウォッチドッグおよび SBD デバイスの設定
(RHEL 8.7 以降) SBD を使用する場合、必要に応じて、インベントリー内のノードごとにウォッチドッグと SBD デバイスを設定できます。すべての SBD デバイスをすべてのノードに共有してアクセスできるようにする必要がありますが、各ノードは各デバイスに異なる名前を使用できます。ウォッチドッグデバイスもノードごとに異なる場合があります。システムロール Playbook で設定できる SBD 変数については、ha_cluster RHEL システムロールの変数 にある ha_cluster_sbd_enabled と ha_cluster_sbd_options のエントリーを参照してください。
インベントリー内の各ノードには、必要に応じて以下の項目を指定することができます。
-
sbd_watchdog_modules(オプション) - (RHEL 8.9 以降)/dev/watchdog*デバイスを作成するためにロードするウォッチドッグカーネルモジュール。設定されていない場合、デフォルトで空のリストになります。 -
sbd_watchdog_modules_blocklist(オプション) - (RHEL 8.9 以降) アンロードおよびブロックするウォッチドッグカーネルモジュール。設定されていない場合、デフォルトで空のリストになります。 -
sbd_watchdog- SBD が使用するウォッチドッグデバイス。設定されていない場合、デフォルトは/dev/watchdogです。 -
sbd_devices- SBD メッセージの交換と監視に使用するデバイス。設定されていない場合、デフォルトで空のリストになります。常に、長くて安定したデバイス名 (/dev/disk/by-id/) を使用してデバイスを参照します。
次の例は、ターゲット node1 および node2 のウォッチドッグおよび SBD デバイスを設定するインベントリーを示しています。
all:
hosts:
node1:
ha_cluster:
sbd_watchdog_modules:
- module1
- module2
sbd_watchdog: /dev/watchdog2
sbd_devices:
- /dev/disk/by-id/000001
- /dev/disk/by-id/000001
- /dev/disk/by-id/000003
node2:
ha_cluster:
sbd_watchdog_modules:
- module1
sbd_watchdog_modules_blocklist:
- module2
sbd_watchdog: /dev/watchdog1
sbd_devices:
- /dev/disk/by-id/000001
- /dev/disk/by-id/000002
- /dev/disk/by-id/000003
SBD フェンシングを使用する高可用性クラスターを作成する手順の例については、SBD ノードフェンシングを使用した高可用性クラスターの設定を 参照してください。