第20章 Buildah を使用したコンテナーの操作
Buildah を使用すると、コマンドラインからコンテナーイメージまたはコンテナーに対していくつかの操作を実行できます。操作の例は次のとおりです。作業コンテナーを最初から作成するか開始点としてコンテナーイメージから作成する、作業コンテナーからまたは Containerfile
を使用してイメージを作成する、コンテナーのエントリーポイント、ラベル、ポート、シェル、作業ディレクトリーを設定する。ファイルシステム操作のために作業コンテナーディレクトリーをマウントしたり、作業コンテナーやコンテナーイメージを削除したりすることができます。
その後、作業コンテナーからイメージを作成し、そのイメージをレジストリーにプッシュできます。
20.1. コンテナー内でのコマンドの実行
buildah run
コマンドを使用して、コンテナーからコマンドを実行します。
前提条件
-
container-tools
モジュールがインストールされている。 - プルしたイメージがローカルシステムで利用できる。
手順
オペレーティングシステムのバージョンを表示します。
# buildah run ubi-working-container cat /etc/redhat-release Red Hat Enterprise Linux release 8.4 (Ootpa)
関連情報
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システム上の
buildah-run
man ページ