10.2.3. RHEL for Edge イメージの更新の手動でのデプロイ


RHEL for Edge のブループリントを編集した後、イメージコミットを更新することができます。RHEL Image Builder は、更新された RHEL for Edge イメージの新しいコミットを生成します。この新しいコミットを使用して、最新のパッケージバージョンまたは追加パッケージのイメージをデプロイしてください。

RHEL for Edge イメージの更新をデプロイするには、前提条件を満たしていることを確認し、手順に従ってください。

前提条件

  • RHEL システムで、RHEL Image Builder ダッシュボードにアクセス済みである。
  • RHEL for Edge イメージのブループリントを作成済みである。
  • RHEL for Edge イメージのブループリントを編集済みである。

手順

  1. RHEL Image Builder のダッシュボードで、Create Image をクリックします。
  2. Create Image ウィンドウで、以下の手順を実行します。

    1. Image output ページで、以下を実行します。

      1. Select a blueprint ドロップダウンリストから、編集したブループリントを選択します。
      2. Image output type ドロップダウンリストから、RHEL for Edge Commit (.tar) を選択します。Next をクリックします。
    2. OSTree settings ページで、以下を入力します。

      1. Repository URL フィールドに、イメージに埋め込むコミットの OSTree リポジトリーへの URL を入力します。たとえば、http://10.0.2.2:8080/repo/ です。RHEL for Edge イメージをインストールするための Web サーバーの設定 を参照してください。
      2. Parent commit フィールドで、以前に生成された親コミット ID を指定します。RHEL for Edge イメージのコミットの展開 を参照してください。
      3. Ref フィールドでは、コミットの名前を指定するか、空欄のままにしておくことができます。デフォルトでは、Web コンソールは Refrhel/8/arch_name/edge に指定します。Next をクリックします。
    3. Review ページでカスタマイズを確認し、Create image をクリックします。RHEL Image Builder が、更新されたブループリントの RHEL for Edge イメージの作成を開始します。イメージ作成プロセスの完了まで数分かかります。

      RHEL for Edge イメージの作成の進捗状況を確認するには、ブレッドクラムからブループリント名をクリックし、次に Images タブをクリックします。

      作成したイメージには、追加した最新のパッケージがある場合は含まれ、親としてオリジナルの commit ID を持っています。

  3. 作成した RHEL for Edge Commit (.tar) イメージをダウンロードします。

    1. Images タブで Download をクリックして、RHEL for Edge Commit (.tar) イメージをシステムに保存します。
  4. OSTree コミット (.tar) ファイルを展開します。

    # tar -xf UUID-commit.tar -C UPGRADE_FOLDER
  5. OSTree リポジトリーをアップグレードします。

    # ostree --repo=/usr/share/nginx/html/repo pull-local UPGRADE_FOLDER
    # ostree --repo=/usr/share/nginx/html/repo summary -u
  6. プロビジョニングされた RHEL システム上で、オリジナルの Edge イメージから、現在の状態を確認します。

    $ rpm-ostree status

    新しいコミット ID がない場合は、以下のコマンドを実行して、利用可能なアップグレードの有無を確認します。

    $ rpm-ostree upgrade --check

    コマンドの出力は、現在アクティブな OSTree コミット ID を提供します。

  7. OSTree を更新して、新しい OSTree のコミット ID を利用できるようにします。

    $ rpm-ostree upgrade

    OSTree は、リポジトリーに更新があるかどうかを確認します。ある場合は、更新を取得し、この新しいコミット更新のデプロイメントを有効化できるように、システムの再起動を要求します。

  8. 再度、現在の状態を確認します。

    $ rpm-ostree status

    これで、コミットが 2 つあることが分かります。

    • アクティブな親コミット。
    • アクティブではなく、差異が 1 つ追加された新しいこミット。
  9. 新しいデプロイメントを有効にし、新しいコミットを有効にするには、システムを再起動します。

    # systemctl reboot

    Anaconda インストーラーは、新しいデプロイメントで再起動します。ログイン画面では、起動に利用可能な新しいデプロイメントが表示されます。

  10. 最新のデプロイメント (コミット) で起動すると、rpm-ostree upgrade コマンドは、新しいデプロイメントが一覧内で最初に表示されるようにブートエントリーを自動的に順序を指定します。必要に応じて、キーボードの矢印キーを使用して GRUB メニューエントリーを選択し、Enter を押します。
  11. ログインユーザーのアカウント認証情報を提供してください。
  12. OSTree の状態を確認します。

    $ rpm-ostree status

    コマンド出力は、アクティブなコミット ID を提供します。

  13. 変更したパッケージが存在する場合は、親コミットと新しいコミットの間で diff を実行します。

    $ rpm-ostree db diff parent_commit new_commit

    更新により、インストールしたパッケージが利用可能になり、すぐに使用できる状態になっていることがわかります。

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