32.2.2. リソースを優先ノードへ移行


フェイルオーバーや管理者の手作業によるノードの移行により、リソースが移行した後、フェイルオーバーの原因となった状況が改善されたとしても、そのリソースが必ずしも元のノードに戻るとは限りません。リソースを優先ノードへ移行するには、以下のコマンドを実行します。優先ノードは、現在のクラスター状態、制約、リソースの場所、およびその他の設定により決定され、時間とともに変更する可能性があります。

pcs resource relocate run [resource1] [resource2] ...

リソースを指定しないと、すべてのリソースが優先ノードに移行します。

このコマンドは、リソースのスティッキネスを無視し、各リソースの優先ノードを算出します。優先ノードの算出後、リソースを優先ノードに移行する場所の制約を作成します。リソースが移行すると、制約が自動的に削除されます。pcs resource relocate run コマンドにより作成された制約をすべて削除するには、pcs resource relocate clear コマンドを実行します。リソースの現在の状態と、リソースのスティッキネスを無視した最適なノードを表示する場合は、pcs resource relocate show コマンドを実行します。

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