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第32章 障害復旧クラスターの設定

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高可用性クラスターに障害復旧を提供する 1 つの方法は、2 つのクラスターを設定することです。次に、1 つのクラスターをプライマリーサイトクラスターとして設定し、2 番目のクラスターを災害復旧クラスターとして設定できます。

通常の場合、プライマリークラスターは実稼働モードでリソースが実行されている状態です。障害復旧クラスターにはすべてのリソースが設定されており、それらを降格モードで実行するか、全く実行しません。たとえば、昇格モードでプライマリークラスターで実行され、降格モードで障害復旧クラスターで実行されているデータベースがあるとします。この設定のデータベースが、プライマリーから障害復旧サイトにデータが同期されるように設定されます。これは、pcs コマンドインターフェイスではなく、データベース設定自体で行われます。

プライマリークラスターがダウンした場合、ユーザーは pcs コマンドラインインターフェイスを使用して、手動でリソースを障害復旧サイトにフェイルオーバーできます。その後、障害のサイトにログインして、そのサイトを昇格し、そこでリソースを起動できます。プライマリークラスターが復元した後、pcs コマンドラインインターフェイスを使用してリソースをプライマリーサイトに手動で移動できます。

Red Hat Enterprise Linux 8.2 以降では、pcs コマンドを使用して、いずれかのサイトの 1 つのノードから、プライマリーおよび障害復旧サイトクラスターの両方のステータスを表示できます。

32.1. 障害復旧クラスターに関する考慮事項

pcs コマンドラインインターフェイスで管理および監視を行う障害復旧サイトの計画および設定を行うときは、次の考慮事項に注意してください。

  • 障害復旧サイトはクラスターである必要があります。これにより、プライマリーサイトと同じツールや同様の手順で設定できるようになります。
  • プライマリークラスターおよび障害復旧クラスターは、独立した pcs cluster setup コマンドで作成されます。
  • クラスターとそのリソースは、データが同期され、フェイルオーバーが可能になるように設定する必要があります。
  • 復旧サイトのクラスターノードには、プライマリーサイトのノードと同じ名前を持つことができません。
  • pcs コマンドを実行するノードの両方のクラスターに対して、pcs ユーザー hacluster が認証されている必要があります。
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