10.6. nm-connection-editor を使用した WiFi 接続の設定


nm-connection-editor アプリケーションを使用して、ワイヤレスネットワークの接続プロファイルを作成できます。このアプリケーションでは、RHEL がサポートするすべての wifi ネットワーク認証タイプを設定できます。

デフォルトでは、NetworkManager は接続プロファイルの自動接続機能を有効にし、保存されたネットワークが利用可能な場合は自動的に接続します。

前提条件

  • ホストに Wi-Fi デバイスがインストールされている。
  • Wi-Fi デバイスが有効になっている。確認するには、nmcli radio コマンドを使用します。

手順

  1. ターミナルを開き、次のコマンドを入力します。

    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    # nm-connection-editor
  2. + ボタンをクリックして、新しい接続を追加します。
  3. Wi-Fi 接続タイプを選択し、Create をクリックします。
  4. オプション: 接続プロファイルの名前を設定します。
  5. オプション: General タブでネットワークプロファイルを設定して、自動的に接続しないようにします。

    この機能を無効にした場合は、GNOME settings や GNOME システムメニューなどを使用して、常に手動でネットワークに接続する必要があります。

  6. Wi-Fi タブで、SSID フィールドにサービスセット識別子 (SSID) を入力します。
  7. Wi-Fi Security タブで、ネットワークの認証タイプ (WPA3 Personal など) を選択し、パスワードを入力します。

    選択したセキュリティーに応じて、アプリケーションは追加のフィールドを表示します。それに応じてそれらを埋めます。詳細は、wifi ネットワークの管理者におたずねください。

  8. IPv4 タブで IPv4 設定を設定し、IPv6 タブで IPv6 設定を設定します。
  9. Save をクリックします。
  10. Network Connections ウィンドウを閉じます。

検証

  1. トップバーの右側にあるシステムメニューを開き、Wi-Fi ネットワークが接続されていることを確認します。

    gnome wifi connected

    ネットワークがリストに表示されていれば、接続されています。

  2. ホスト名または IP アドレスに ping を実行します。

    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    # ping -c 3 example.com
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