11.3.4. レスキューモードでの起動
システムが後のターゲットにアクセスできず、通常のブートプロセスが失敗した場合に、トラブルシューティングまたは修復のためのシングルユーザー環境を提供する レスキューモード で起動できます。レスキューモードでは、システムはすべてのローカルファイルシステムをマウントし、特定の重要なシステムサービスを起動しようとしますが、ネットワークインターフェイスはアクティブになりません。
前提条件
- Root アクセス
手順
レスキューモードに入るには、現行セッションで現在のターゲットを変更します。
# systemctl rescue Broadcast message from root@localhost on pts/0 (Fri 2023-03-24 18:23:15 CEST): The system is going down to rescue mode NOW!注記このコマンドは
systemctl isolate rescue.targetと似ていますが、システムに現在ログイン中の全ユーザーに情報メッセージを送信します。systemdがメッセージを送信しないようにするには、--no-wallコマンドラインオプションを指定して次のコマンドを入力します。# systemctl --no-wall rescue
トラブルシューティング
システムがレスキューモードに移行できない場合は、可能な限り最小限の環境を提供する 緊急モード でブートできます。緊急モードでは、システムは root ファイルシステムを読み込み専用でマウントし、他のローカルファイルシステムのマウントは試みません。また、ネットワークインターフェイスのアクティブ化も行わず、限定的な必須サービスのみを起動します。