3.5. VDO テストボリュームのテスト
この手順では、VDO テストボリュームの読み取りと書き込みが機能するかどうかをテストします。
前提条件
- 新たに作成した VDO テストボリュームがマウントされている。詳細は、「VDO テストボリュームの作成」 を参照してください。
手順
32 GiB のランダムデータを VDO ボリュームに書き込みます。
$ dd if=/dev/urandom of=/mnt/vdo-test/testfile bs=4096 count=8388608
VDO ボリュームからデータを読み込み、別のボリュームに書き込みます。
$ dd if=/mnt/vdo-test/testfile of=another-location/testfile bs=4096
- another-location を、VDO テストボリュームにない書き込みアクセス権があるディレクトリーに置き換えます。たとえば、ホームディレクトリーを使用できます。
2 つのファイルを比較します。
$ diff --report-identical-files /mnt/vdo-test/testfile another-location/testfile
このコマンドは、ファイルが同じであることを報告する必要があります。
VDO ボリュームの新しい場所にファイルをコピーします。
$ dd if=another-location/testfile of=/mnt/vdo-test/testfile2 bs=4096
3 番目のファイルと 2 番目のファイルを比較します。
$ diff --report-identical-files /mnt/vdo-test/testfile2 another-location/testfile
このコマンドは、ファイルが同じであることを報告する必要があります。
クリーンアップ手順
- 「VDO テストボリュームのクリーンアップ」 の説明に従って、VDO テストボリュームを削除します。