16.4. クライアントのインストールで自動マウントの設定に失敗した場合の問題の解決
RHEL 7 では、クライアントのインストール時にクライアントの自動マウント場所を設定できます。RHEL 8 では、--automount-location <raleigh>
を指定して ipa-client-install
コマンドを実行しても、自動マウントの場所を設定できません。しかし、インストールの他の部分は正常に実行されます。そのため、インストール後に /usr/sbin/ipa-client-automount <raleigh>
を実行すると、クライアントの自動マウント場所が正しく設定されます。
前提条件
自動マウント場所の設定を除いて、IdM クライアントのインストールが正常に進行した。次の CLI 出力が表示された。
The ipa-client-install command was successful.
手順
自動マウントの場所を設定します。
/usr/sbin/ipa-client-automount -U --location <raleigh>
関連情報
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man
ipa-client-automount