5.4.2. 移行のための LDAP 環境要件


LDAP サーバーと Identity Management (IdM) にはさまざまな設定シナリオが存在し、これが移行プロセスの円滑さに影響します。移行手順の例では、環境に関する前提条件を以下に示します。

  • 1 つの LDAP ディレクトリードメインが、1 つの IdM レルムに移行中です。統合はありません。
  • ユーザーパスワードは、LDAP ディレクトリーにハッシュ形式で保存されます。対応しているハッシュのリストは、Red Hat Directory Server Documentation の Red Hat Directory Server 10 で利用可能な Configuration, Command, and File Reference タイトルの Password Storage Schemes セクションを参照してください。
  • LDAP ディレクトリーインスタンスは ID 格納および認証方法の両方になります。クライアントマシンは、pam_ldap または nss_ldap を使用して LDAP サーバーに接続するように設定されます。
  • エントリーは標準の LDAP スキーマのみを使用します。カスタムオブジェクトクラスまたはカスタム属性を含むエントリーは、IdM に移行されません。
  • ipa migrate-ds コマンドは、次のアカウントのみを移行します。

    • gidNumber 属性を含むもの。この属性は、posixAccount オブジェクトクラスに必要です。
    • sn 属性を含むもの。この属性は、person オブジェクトクラスに必要です。
注記

汎用 LDAP は、組織単位 (OU) による深くネストされた構造をサポートします。これにより、LDAP ディレクトリーを、複数レベルの OU、グループ、およびユーザーで階層的に構造化できるようになります。このレベルの階層は、すべてのユーザー が cn=users,cn=accounts,$SUFFIX フラットユーザーコンテナーに保存される RHEL IdM では不可能です。したがって、深くネストされた構造を持つ LDAP データベースを RHEL IdM に移行する場合は、次の選択肢があります。

  • 異なる OU のユーザーに対して複数の移行を実行します。
  • 複数の OU をカバーするためにサブツリー検索を実行します。

これらのオプションの詳細は、ipa migrate-ds —help を 参照してください。

Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

Red Hat ドキュメントについて

Legal Notice

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る