3.4. Windows で起動可能な USB デバイスの作成
さまざまなツールを使用して、Windows システムに起動可能な USB デバイスを作成できます。https://github.com/FedoraQt/MediaWriter/releases からダウンロードできる Fedora Media Writer を使用できます。Fedora Media Writer はコミュニティー製品であるため、Red Hat のサポート対象外となります。このツールの問題は、https://github.com/FedoraQt/MediaWriter/issues から報告できます。
起動可能なドライブを作成すると、警告なしに USB ドライブ上の既存のデータが上書きされます。データをバックアップするか、空のフラッシュドライブを使用してください。起動可能な USB ドライブは、データの保存には使用できません。
前提条件
- Product Downloads ページからフルインストール DVD ISO または最小インストールブート ISO イメージをダウンロードした。
- ISO イメージに十分な容量の USB フラッシュドライブがある。必要なサイズはさまざまです。
手順
- https://github.com/FedoraQt/MediaWriter/releases から Fedora Media Writer をダウンロードしてインストールします。
- USB フラッシュドライブをシステムに接続します。
- Fedora Media Writer を開きます。
- メイン画面で をクリックして、ダウンロードしておいた Red Hat Enterprise Linux ISO イメージを選択します。
- Write Custom Image 画面で、使用するドライブを選択します。
- をクリックします。起動用メディアの作成プロセスが開始します。プロセスが完了するまでドライブを抜かないでください。ISO イメージのサイズや、USB ドライブの書き込み速度により、この操作には数分かかる場合があります。
- 操作が完了したら、USB ドライブをアンマウントします。これで USB ドライブを起動デバイスとして使用する準備が整いました。