7.4. ネットワーク RHEL システムロールとデバイスパスを使用した動的 IP アドレスでのイーサネット接続設定
network
RHEL System Role を使用して、イーサネット接続をリモートで設定できます。動的 IP アドレス設定との接続の場合、NetworkManager は、DHCP サーバーから接続の IP 設定を要求します。
デバイスパスは、次のコマンドで識別できます。
# udevadm info /sys/class/net/<device_name> | grep ID_PATH=
Ansible コントロールノードで以下の手順を実行します。
前提条件
- 制御ノードと管理対象ノードを準備している。
- 管理対象ノードで Playbook を実行できるユーザーとして制御ノードにログインします。
-
管理対象ノードへの接続に使用するアカウントには、そのノードに対する
sudo
権限があります。 - この Playbook を実行する管理対象のノードまたは管理対象のノードのグループは、Ansible インベントリーファイルにリストされています。
- サーバーに、物理または仮想のイーサネットデバイスが設定されている。
- DHCP サーバーをネットワークで使用できる。
- 管理対象ホストは、NetworkManager を使用してネットワークを設定します。
手順
~/ethernet-dynamic-IP.yml
などの Playbook ファイルを次の内容で作成します。--- - name: Configure the network hosts: managed-node-01.example.com tasks: - name: Configure an Ethernet connection with dynamic IP include_role: name: rhel-system-roles.network vars: network_connections: - name: example match: path: - pci-0000:00:0[1-3].0 - &!pci-0000:00:02.0 type: ethernet autoconnect: yes ip: dhcp4: yes auto6: yes state: up
この例の
match
パラメーターは、Ansible が PCI ID0000:00:0[1-3].0
に一致するデバイスに再生を適用するが、0000:00:02.0
には適用しないことを定義します。使用できる特殊な修飾子およびワイルドカードの詳細は、/usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.network/README.md
ファイルーのmatch
パラメーターの説明を参照してください。Playbook を実行します。
# ansible-playbook ~/ethernet-dynamic-IP.yml
関連情報
-
/usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.network/README.md
ファイル