23.3. cockpit RHEL システムロールを使用した Web コンソールのインストール
以下の手順に従って、システムに Web コンソールをインストールし、システム内でサービスにアクセスできるようにします。
前提条件
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1 つ以上の 管理対象ノード (
vpn
システムロールで設定するシステム) へのアクセスおよびパーミッション。 コントロールノード (このシステムから Red Hat Ansible Core は他のシステムを設定) へのアクセスおよびパーミッション。
コントロールノードでは、
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ansible-core
パッケージおよびrhel-system-roles
パッケージがインストールされている。 - 管理対象ノードが記載されているインベントリーファイルがある。
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手順
以下の内容を含む新しい
playbook.yml
ファイルを作成します。--- - hosts: all tasks: - name: Install RHEL web console include_role: name: rhel-system-roles.cockpit vars: cockpit_packages: default #cockpit_packages: minimal #cockpit_packages: full - name: Configure Firewall for web console include_role: name: rhel-system-roles.firewall vars: firewall: service: cockpit state: enabled
注記デフォルトでコックピットポートは firewalld で開いているため、Web コンソールのファイアウォール設定タスクは、システム管理者がこれをカスタマイズした場合にのみ適用されます。
オプション:Playbook の構文を確認します。
# ansible-playbook --syntax-check -i inventory_file playbook.yml
インベントリーファイルで Playbook を実行します。
# ansible-playbook -i inventory_file /path/to/file/playbook.yml