31.2.2. 仮想マシンのゲストノードとしての統合
以下の手順では、libvirt と KVM 仮想ゲストを使用して、Pacemaker で仮想マシンを起動し、そのマシンをゲストノードとして統合する手順の概要を説明します。
手順
-
VirtualDomainリソースを設定します。 すべての仮想マシンで次のコマンドを実行し、
pacemaker_remoteパッケージをインストールし、pcsdサービスを起動し、これを起動時に実行できるようにし、ファイアウォールを介して、TCP の 3121 ポートを許可します。# dnf install pacemaker-remote resource-agents pcs # systemctl start pcsd.service # systemctl enable pcsd.service # firewall-cmd --add-port 3121/tcp --permanent # firewall-cmd --add-port 2224/tcp --permanent # firewall-cmd --reload- 各仮想マシンに、すべてのノードが認識できる静的ネットワークアドレスと一意なホスト名を割り当てます。
ゲストノードとして統合しようとしているノードに
pcsを認証していない場合は認証します。# pcs host auth nodename次のコマンドを使用して、既存の
VirtualDomainリソースをゲストノードに変換します。このコマンドは、追加するゲストノードではなく、クラスターノードで実行する必要があります。リソースを変換する以外にも、このコマンドは/etc/pacemaker/authkeyをゲストノードにコピーし、ゲストノードでpacemaker_remoteデーモンを起動して有効にします。任意に定義できるゲストノードのノード名は、ノードのホスト名とは異なる場合があります。# pcs cluster node add-guest nodename resource_id [options]VirtualDomainリソースの作成後は、クラスターの他のノードと同じように、ゲストノードを扱うことができます。たとえば、クラスターノードから実行される次のコマンドのように、リソースを作成し、リソースにリソース制約を設定してゲストノードで実行できます。ゲストノードはグループに追加できます。これにより、ストレージデバイス、ファイルシステム、および仮想マシンをグループ化できます。# pcs resource create webserver apache configfile=/etc/httpd/conf/httpd.conf op monitor interval=30s # pcs constraint location webserver prefers nodename