18.7.6. 仮想 CPU キャッピングの設定


仮想 CPU (vCPU) キャッピングを使用すると、仮想マシン (VM) が使用できる CPU リソースの量を制限できます。1 台の仮想マシンによるホストの CPU リソースの過剰な使用を防ぎ、ハイパーバイザーによる CPU スケジューリングの管理を容易にすることで、全体的なパフォーマンスを向上させることができます。

手順

  1. ホストの現在の仮想 CPU スケジューリング設定を表示します。

    # virsh schedinfo <vm_name>
    
    Scheduler      : posix
    cpu_shares     : 0
    vcpu_period : 0
    vcpu_quota : 0
    emulator_period: 0
    emulator_quota : 0
    global_period  : 0
    global_quota   : 0
    iothread_period: 0
    iothread_quota : 0
  2. 仮想マシンの絶対的な仮想 CPU キャップを設定するには、vcpu_period および vcpu_quota パラメーターを設定します。どちらのパラメーターも、マイクロ秒単位の時間の長さを表す数値を使用します。

    1. virsh schedinfo コマンドを使用して vcpu_period パラメーターを設定します。以下に例を示します。

      # virsh schedinfo <vm_name> --set vcpu_period=100000

      この例では、vcpu_period は 100,000 マイクロ秒に設定されています。これは、スケジューラーがこの時間間隔中に仮想 CPU キャッピングを適用することを意味します。

      --live --config オプションを使用して、実行中の仮想マシンを再起動せずに設定することもできます。

    2. virsh schedinfo コマンドを使用して vcpu_quota パラメーターを設定します。以下に例を示します。

      # virsh schedinfo <vm_name> --set vcpu_quota=50000

      この例では、vcpu_quota は 50,000 マイクロ秒に設定されています。これは、vcpu_period 時間間隔中に仮想マシンが使用できる CPU 時間の最大量を指定します。この場合、vcpu_quotavcpu_period の半分に設定されているため、仮想マシンはその間隔中に CPU 時間の最大 50% を使用できます。

      --live --config オプションを使用して、実行中の仮想マシンを再起動せずに設定することもできます。

検証

  • 仮想 CPU スケジューリングのパラメーターの値が正しいことを確認します。

    # virsh schedinfo <vm_name>
    
    Scheduler      : posix
    cpu_shares     : 2048
    vcpu_period    : 100000
    vcpu_quota     : 50000
    ...
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

Red Hat ドキュメントについて

Legal Notice

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る