15.2.8. CLI で vHBA デバイスを使用した SCSI ベースのストレージプールを作成する手順
Small Computer System Interface (SCSI) デバイスにストレージプールを設定する場合は、ホストが、仮想ホストバスアダプター (vHBA) を使用して SCSI デバイスに接続できる必要があります。その後、virsh ユーティリティーを使用して、SCSI ベースのストレージプールを作成できます。
前提条件
ハイパーバイザーが SCSI ベースのストレージプールをサポートしている。
# virsh pool-capabilities | grep "'scsi' supported='yes'"コマンドの出力が表示される場合には、SCSI ベースのストレージプールはサポートの対象です。
- 先に vHBA を作成し、vHBA デバイスで SCSI ベースのストレージプールを作成できるようにしてある。詳細は、Creating vHBAs を参照してください。
手順
ストレージプールを作成します。
virsh pool-define-asコマンドで、vHBA を使用して SCSI ストレージプールを定義して作成します。たとえば、以下は、guest_images_vhbaという名前のストレージプールを作成します。このストレージプールは、親アダプター (scsi_host3)、ワールドワイドポート番号 (5001a4ace3ee047d)、ワールドワイドノード番号 (5001a4a93526d0a1) で識別される vHBA を使用します。ストレージプールは/dev/disk/ディレクトリーにマウントされます。# virsh pool-define-as guest_images_vhba scsi --adapter-parent scsi_host3 --adapter-wwnn 5001a4a93526d0a1 --adapter-wwpn 5001a4ace3ee047d --target /dev/disk/ Pool guest_images_vhba defined作成するストレージプールの XML 設定がすでにある場合は、XML を基にプールを定義することもできます。詳細は、Parameters for SCSI-based storage pools with vHBA devices を参照してください。
プールが作成されたことを確認します。
virsh pool-listコマンドを使用して、プールが作成されたことを確認します。# virsh pool-list --all Name State Autostart ----------------------------------------- default active yes guest_images_vhba inactive noストレージプールを起動します。
virsh pool-startコマンドを使用して、ストレージプールをマウントします。# virsh pool-start guest_images_vhba Pool guest_images_vhba started注記virsh pool-startコマンドは、永続ストレージプールにのみ必要です。一時的なストレージプールは、作成時に自動的に起動します。オプション: 自動起動をオンにします。
デフォルトでは、
virshコマンドで定義されたストレージプールは、仮想化サービスが起動するたびに自動的に起動するようには設定されていません。virsh pool-autostartコマンドを使用して、ストレージプールが自動的に起動するように設定します。# virsh pool-autostart guest_images_vhba Pool guest_images_vhba marked as autostarted
検証
virsh pool-infoコマンドを使用して、ストレージプールがrunning状態であることを確認します。報告されるサイズが期待どおりであるか、また、自動開始が正しく設定されているかを確認してください。# virsh pool-info guest_images_vhba Name: guest_images_vhba UUID: c7466869-e82a-a66c-2187-dc9d6f0877d0 State: running Persistent: yes Autostart: yes Capacity: 458.39 GB Allocation: 197.91 MB Available: 458.20 GB