3.2.3. GFS2 ファイルシステムのマウント解除
Pacemaker を介して自動的で行わずに、手動でマウントした GFS2 ファイルシステムは、システムのシャットダウン時にファイルシステムのマウントが解除されても、システムにより認識されません。これにより、GFS2 リソースエージェントでは GFS2 ファイルシステムのマウントが解除されなくなります。GFS2 リソースエージェントがシャットダウンすると、標準のシャットダウンプロセスがクラスターインフラストラクチャーを含む残りのユーザープロセスをすべて強制終了し、ファイルシステムのマウントを解除しようとします。このマウントの解除はクラスターインフラストラクチャーがないと失敗し、システムがハングします。
GFS2 ファイルシステムのマウントを解除する際にシステムをハングさせないようにするには、次のいずれかを行ってください。
- GFS2 ファイルシステムを管理する際に常に Pacemaker を使用します。
-
GFS2 ファイルシステムが、
mountコマンドを使用して手動でマウントされている場合は、システムを再起動またはシャットダウンする前に、umountコマンドを使用してそのファイルシステムのマウントを手動で解除します。
このような状況でのシステムのシャットダウンで、ファイルシステムのマウントを解除しているときにハングする場合は、ハードウェアを再起動します。ファイルシステムはシャットダウンプロセスの早い段階で同期されるため、データが失われることはほとんどありません。
GFS2 ファイルシステムは、umount コマンドを使用すれば、他の Linux ファイルシステムと同じ方法でマウントを解除できます。
umount コマンドは、Linux のシステムコマンドです。このコマンドに関する情報は、Linux umount コマンドの man ページを参照してください。
用途
umount MountPoint
MountPoint- GFS2 ファイルシステムが現在マウントされているディレクトリーを指定します。