7.2. パフォーマンスツールとデバッガーの注目すべき変更点
valgrind がバージョン 3.24.0 にリベース
valgrind スイートがバージョン 3.24.0 に更新されました。主な機能拡張は、次のとおりです。
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--track-fds=yesオプションは、不正なファイル記述子を使用しているときに抑制可能なエラーを表示し、エラーを XML 出力に書き込むようになりました。このオプションを使用しない場合に表示される警告は非推奨となり、今後のバージョンで削除される予定です。 - エラーメッセージが Ada の名前デマングルをサポートするようになりました。
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deflate-conversion機能 (z15/arch13) は、IBM Z プラットフォームの Deflate 圧縮呼び出し (DFLTCC) 命令をサポートするようになりました。 -
IBM Z プラットフォームにおいて、
Valgrind はメッセージセキュリティーアシスト (MSA) 機能およびその 1-9 拡張機能によって提供される命令をサポートするようになりました。 Valgrindは、以下の新しい Linux システムコールをサポートするようになりました。-
open_tree -
move_mount -
fsopen -
fsconfig -
fsmount -
fspick -
landlock_create_ruleset -
landlock_add_rule -
landlock_restrict_self
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libabigail がバージョン 2.6 にリベース
libabigail ライブラリーがバージョン 2.6 に更新されました。主な変更点は、以下のとおりです。
- BPF Type Format (BTF) と Common Trace Format (CTF) を使用することで、Linux カーネルモジュール分析のサポートが向上しました。
- ミドルエンドでの内部型比較アルゴリズムが改善されました。
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abipkgdiff、abidw、およびabilintユーティリティーのログ機能を改善しました。 - 多くのバグが修正されました。
さらなる変更は、アップストリームのリリースノート を参照してください。
elfutils がバージョン 0.192 にリベース
elfutils パッケージがバージョン 0.192 に更新されました。以下は、主な改善点です。
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debuginfodサービスは、RHEL の RPM Integrity Measurement Architecture (IMA) スキームを使用してファイルごとの署名検証を実行し、整合性をチェックできるようになりました。 -
ファイル名からビルド ID をクエリーするなど、サーバーのメタデータをクエリーするための新しい
debuginfodAPI が追加されました。 -
Debuginfodサーバー側でのカーネルデバッグ情報パッケージからのファイル抽出が大幅に高速化されました。 -
dwfl_set_sysroot、dwfl_frame_unwound_source、およびdwfl_unwound_source_str関数がlibdwライブラリーに追加されました。 -
eu-stacktraceユーティリティーはテクノロジープレビューとして利用できます。詳細は、xref:[Jira-RHELDOCS-19072] を参照してください。
SystemTap がバージョン 5.2 にリベース
SystemTap トレーシングおよびプローブツールがバージョン 5.2 に更新されました。
主な機能拡張は、elfutils 0.192 に基づく debuginfod-metadata ベースのプローブの完全な有効化です。この機能を使用すると、debuginfod サーバーで一致するすべての名前を検索することにより、特定のバイナリーまたはライブラリーの全範囲のバージョンをターゲットとする systemtap スクリプトを作成できます。