5.3.2. CPU アフィニティーの設定


VDO スレッドの CPU アフィニティーを調整すると、特定のストレージデバイスドライバーでの VDO パフォーマンスを向上させることができます。

ストレージデバイスドライバーの割り込み (IRQ) ハンドラーが大きな作業を実行し、ドライバーがスレッド化された IRQ ハンドラーを使用しない場合、VDO パフォーマンスを最適化するシステムスケジューラーの機能が制限される可能性があります。

最適なパフォーマンスを得るには、次のアクションを実行します。

  • コアがオーバーロード状態になった場合は特定のコアを IRQ 処理専用にし、VDO スレッドアフィニティーを調整します。%hi 値が他のコアよりも数パーセント以上高い場合、コアはオーバーロード状態になっています。
  • ビジーな IRQ コアでは、kvdo:journalQ スレッドなどのシングルトン VDO スレッドを実行しないようにします。
  • 他のスレッドタイプも、IRQ でビジーなコアでは実行しないようにします (個々の CPU 使用率が高い場合のみ)。
注記

この設定は、システムを再起動すると元に戻ります。

手順

  • CPU アフィニティーを設定します。

    # taskset -c <cpu-numbers> -p <process-id>

    <cpu-numbers> は、プロセスを割り当てる CPU 番号のコンマ区切りのリストに置き換えます。<process-id> は、CPU アフィニティーを設定する実行中のプロセスの ID に置き換えます。

    例5.1 CPU コア 1 および 2 に kvdo プロセスの CPU アフィニティーを設定する例

    # for pid in `ps -eo pid,comm | grep kvdo | awk '{ print $1 }'`
    do
        taskset -c "1,2" -p $pid
    done

検証

  • アフィニティーセットを表示します。

    # taskset -p <cpu-numbers> -p <process-id>

    <cpu-numbers> は、プロセスを割り当てる CPU 番号のコンマ区切りのリストに置き換えます。<process-id> は、CPU アフィニティーを設定する実行中のプロセスの ID に置き換えます。

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