3.7. Web コンソールで LVM-VDO ボリュームをフォーマットする
LVM-VDO ボリュームは物理ドライブとして機能します。これらを使用するには、ファイルシステムでフォーマットする必要があります。
警告
フォーマットするとボリューム上のすべてのデータが消去されます。
前提条件
- RHEL 9 Web コンソールがインストールされている。
- cockpit サービスが有効になっている。
ユーザーアカウントが Web コンソールにログインできる。
手順は、Web コンソールのインストールおよび有効化 を参照してください。
-
cockpit-storaged
パッケージがシステムにインストールされている。 - LVM-VDO ボリュームを作成している。
手順
RHEL 9 Web コンソールにログインします。
詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。
- パネルで、Storage をクリックします。
- フォーマットする LVM-VDO ボリュームがある LVM2 ボリュームグループをクリックし、LVM-VDO ボリュームのメニューボタン [⋮] をクリックします。
- ドロップダウンメニューで、Format をクリックします。
- Name フィールドに、論理ボリューム名を入力します。
- Mount Point フィールドにマウントパスを入力します。
- Type ドロップダウンリストからファイルシステムを選択します。
- オプション: ディスクに機密データが含まれており、それを書き換えたい場合は、Overwrite existing data with zeros を選択します。それ以外の場合、Web コンソールはディスクヘッダーのみを書き換えます。
- Encryption ドロップダウンリストから、暗号化のタイプを選択します。
- At boot ドロップダウンリストから、ボリュームをマウントするタイミングを選択します。
Mount options リストで、適切な設定を選択します。
- ボリュームを読み取り専用論理ボリュームとしてマウントする場合は、Mount read only チェックボックスを選択にします。
- デフォルトのマウントオプションを変更する場合は、Custom mount options チェックボックスをオンにしてマウントオプションを追加します。
LVM-VDO ボリュームをフォーマットします。
- LVM-VDO ボリュームをフォーマットしてマウントする場合は、 をクリックします。
- パーティションのみをフォーマットする場合は、 をクリックします。
検証
- Storage タブと LVM2 ボリュームグループタブで、フォーマットされた LVM-VDO ボリュームの詳細を確認します。