5.6. OTel Collector のエクスポーター
エクスポーターは、設定とシグナルのタイプに基づいて、処理されたデータを AWS CloudWatch Logs やデバッグエクスポーターなどの指定デバイスまたはサービスに送信します。エクスポーターは、対象サービスとの互換性を確保し、さまざまなシステムとの統合を容易にします。
AWS CloudWatch Logs エクスポーター
記載されている設定は、現在ログタイプのシグナルのみをサポートしていることに注意してください。通常、次のように動作します。
- レシーバーがログを OTel Collector に送信します。
- プロセッサーが、エクスポートに向けた変更または拡張の観点からログを処理します。
-
awscloudwatchlogs
設定が、処理されたテレメトリーを AWS CloudWatch Logs に送信します。
詳細は、以下を参照してください。
さらに、コレクターは、機密データをフィルタリングし、メモリー使用量を制限し、接続が失われた場合に備えてテレメトリーデータを一定期間ディスク上に保持するための拡張機能とプロセッサーを提供します。
デバッグエクスポーター
デバッグエクスポーターは、トレースとメトリクスを標準出力に出力します。このエクスポーターはすべてのシグナルタイプをサポートしていることに注意してください。OTel Collector YAML 設定を変更すると、コンソールエクスポーターを追加できます。これにより、テレメトリーデータがコンソールに出力されます。また、journald
で出力を収集するために、必要に応じてレシーバーサービスを設定することもできます。
詳細は、デバッグエクスポーター を参照してください。