13.8. システムクラッシュ後に kdump によって生成されるファイル
システムがクラッシュすると、kdump
サービスは、カーネルメモリーをダンプファイル (vmcore
) にキャプチャーします。また、トラブルシューティングと事後分析に役立つ追加の診断ファイルを生成します。
kdump
によって生成されるファイル:
-
vmcore
- クラッシュ時のシステムメモリーを含む主なカーネルメモリーダンプファイル。これには、kdump
設定で指定されているcore_collector
プログラムの設定に従ってデータが追加されます。デフォルトでは、カーネルデータ構造、プロセス情報、スタックトレース、およびその他の診断情報が含まれます。 -
vmcore-dmesg.txt
- パニックになったプライマリーカーネルからのカーネルリングバッファーログ (dmesg
) の内容。 -
kexec-dmesg.log
-vmcore
データを収集するセカンダリーのkexec
カーネルの実行に基づくカーネルおよびシステムログメッセージが含まれます。
関連情報